赤ちゃんの夜通し眠り:夜間断乳から6時間以上眠る時期まで
「うちの赤ちゃんはいつ夜通し眠れるようになるの?」すべての親御さんが一度は思う疑問ですよね。夜中の授乳や頻繁な夜泣きで疲れた親御さんのために、赤ちゃんが夜通し眠り始める時期と、そのためにできることを詳しくご紹介します。
「夜通し眠る」とは?
赤ちゃんにとって「夜通し眠る」とは、大人のように8〜10時間ぐっすり眠ることではありません。6〜8時間の連続睡眠を指します。これだけでも親御さんの生活の質は大きく変わりますよ!
💡 赤ちゃんの「夜通し眠り」=6〜8時間の連続睡眠。大人の8〜10時間とは違うことを覚えておきましょう!月齢別の夜通し眠り開始時期
| 月齢 | 連続睡眠時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 0〜2ヶ月 | 2〜4時間 | 胃が小さくよく起きる、昼夜の区別なし |
| 3〜4ヶ月 | 4〜6時間 | 夜により長く眠れるように |
| 5〜6ヶ月 | 6〜8時間 | 多くの赤ちゃんが夜通し眠り始める |
| 7〜9ヶ月 | 8〜10時間 | ほとんどが夜通し眠れる |
| 10〜12ヶ月 | 10〜12時間 | 安定した夜の睡眠 |
重要:すべての赤ちゃんは違います。3ヶ月で夜通し眠る子もいれば、12ヶ月でもまだ起きる子もいます。どちらも正常です。
新生児が頻繁に起きる理由
新生児が夜通し眠れないのには生理的な理由があります:
1. 胃の容量が小さい
- 新生児の胃のサイズ:さくらんぼ〜卵程度
- 一度に飲める量が少なく、すぐお腹が空く
2. 睡眠サイクルが短い
- 新生児の睡眠サイクル:約50分(大人は90分)
- サイクルの間に起きやすい
3. 体内時計が未発達
- 昼夜を区別する体内時計は3〜4ヶ月頃に発達
- それまでは夜に眠るべきとわからない
夜通し眠りのための基本原則
1. 眠そうな時に寝かせる
ポイント:完全に寝てからではなく、眠そうな時に寝かせましょう。
- 目が閉じ始める時
- 動きがゆっくりになる時
- あくびをする時
こうすることで赤ちゃんは「ベッドで眠りにつく」ことを学びます。夜中に起きても自分で再び眠れるようになります。
2. 一貫した就寝ルーティン
毎日同じ順序のルーティンは、赤ちゃんの脳に「もう寝る時間」というサインを送ります。
おすすめ就寝ルーティン(20〜30分):
- お風呂(温かいお湯でリラックス)
- ローション・マッサージ
- パジャマに着替え
- 授乳(ベッドの外で)
- 絵本・子守唄
- ベッドに寝かせる
3. 適切な就寝時間
赤ちゃんの体内リズムに合わせた就寝時間が大切です。
| 月齢 | 推奨就寝時間 |
|---|---|
| 3〜6ヶ月 | 夜7:00〜8:00 |
| 6〜12ヶ月 | 夜6:30〜7:30 |
| 12ヶ月以上 | 夜7:00〜8:00 |
4. 昼と夜を区別する
日中は:
- 明るい照明、日常の物音
- 活発な遊びと交流
- お昼寝は明るい場所で
夜は:
- 暗い照明(授乳・おむつ替えも暗めに)
- 静かで穏やかな関わり
- 刺激を最小限に
月齢別の夜通し眠り戦略
0〜3ヶ月:基礎作り
この時期に夜通し眠りは期待できません。代わりに基礎を作りましょう:
- 授乳-遊び-睡眠のパターン作り
- 昼夜の区別を始める
- ホワイトノイズを活用
- 安全な睡眠環境を整える
4〜6ヶ月:本格的な準備
多くの赤ちゃんがこの時期に夜通し眠り始めます:
- 夜間授乳を徐々に減らす(医師に相談)
- 就寝ルーティンを確立
- お昼寝スケジュールを整理
- 必要ならねんねトレーニングを検討
7〜12ヶ月:夜通し眠りの安定
ほとんどの赤ちゃんが夜通し眠れます:
- 夜間授乳を完全に終える(必要なら)
- 分離不安への対処
- 睡眠退行を乗り越える
- 一貫性を保つことが鍵
夜間授乳はいつまで?
| 月齢 | 夜間授乳 | 備考 |
|---|---|---|
| 0〜3ヶ月 | 2〜3回 | 必須、要求に応じて授乳 |
| 4〜6ヶ月 | 1〜2回 | 徐々に減らす |
| 6〜9ヶ月 | 0〜1回 | 離乳食開始後に減少 |
| 9ヶ月以上 | 0回も可能 | 栄養的には不要 |
注意:成長状態、体重、健康により異なります。必ず小児科医に相談してください。
夜通し眠りを妨げる要因
睡眠連想
赤ちゃんが眠りにつくために必要なもの:
- 授乳しながら眠る
- 抱っこで揺らして寝かせる
- おしゃぶりをくわえて眠る
これらの習慣があると、夜中に起きた時に親が必要になります。
疲れすぎ
逆説的ですが、疲れすぎた赤ちゃんは眠れません:
- コルチゾール(ストレスホルモン)の増加
- 寝つきが悪くなる
- 頻繁に起きる
解決策:適切なお昼寝と早めの就寝
空腹や不快感
基本的な欲求を確認:
- 最後の授乳は十分でしたか?
- おむつは濡れていませんか?
- 温度は適切ですか?(20〜22°C)
- 具合が悪いところはないですか?
夜中に赤ちゃんが起きた時の対処法
様子を見る(1〜2分)
- 赤ちゃんが自分で眠れるか確認
- すべての動きが「起きた」わけではない
最小限の対応
- 電気をつけない
- 話しかけない
- 必要なことだけ対応(授乳、おむつ)
一貫性を保つ
- 毎回同じ方法で対応
- 赤ちゃんが予測できるように
いつ専門家に相談すべき?
以下の場合は小児科医に相談してください:
- 6ヶ月過ぎても毎晩3回以上起きる
- いびきや睡眠時無呼吸の症状
- 日中の過度な無気力
- 体重増加が遅い
- 親の健康に深刻な影響
ベビスナで睡眠を管理
赤ちゃんの睡眠パターンを記録すると、夜通し眠りへの道が見えてきます。ベビスナアプリで管理しましょう:
- 睡眠記録:寝た時間、起きた時間、夜中の覚醒回数
- パターン分析:夜通し眠りに近づいているか確認
- 夜間授乳追跡:回数と時間を記録
- AI育児相談:睡眠の悩みを24時間サポート
参考資料:

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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