赤ちゃんの歩行発達:初めての一歩から歩く練習まで
公開日: 2026-01-24•最終確認日: 2026-01-24•ベビスナ育児コンテンツチーム•8分 で読めます
赤ちゃんの初めての一歩は通常生後9〜15ヶ月の間に始まります。多くの親御さんが「うちの子はいつ歩くのかな?」と気になりますよね。つかまり立ちから一人歩きまで、歩行発達の段階と安全な練習方法をご紹介します。
赤ちゃんの歩行発達段階
歩くことは一夜にしてできるものではなく、いくつかの段階を経て発達します。
第1段階:つかまり立ち(生後7〜10ヶ月)
- 家具や親の手につかまって立つ
- 最初は数秒だけ、徐々に長く立てるように
- 脚の筋肉強化が始まる
第2段階:伝い歩き(生後8〜12ヶ月)
- 家具につかまりながら横に移動
- ソファからテーブルへ支えを変えながら移動
- バランス感覚と脚力が発達
第3段階:手をつないで歩く(生後9〜12ヶ月)
- 親の手を持って前に歩く
- 片手だけ持っても歩けるようになる
- 足を交互に出す練習
第4段階:一人立ち(生後10〜13ヶ月)
- 支えなしで数秒間立つ
- バランスを取ろうと腕を広げたり振ったり
- 座ったり立ったりを繰り返す
第5段階:初めての一歩(生後9〜15ヶ月)
- 1〜2歩を一人で歩き始める
- 転びながら学ぶ
- 腕を上げてよちよち歩く姿
第6段階:自由な歩行(生後13〜18ヶ月)
- 安定して歩く
- 方向転換、停止ができる
- 走ろうとし始める
歩き始める時期:正常範囲
| 発達段階 | 平均時期 | 正常範囲 |
|---|---|---|
| つかまり立ち | 8〜9ヶ月 | 6〜11ヶ月 |
| 伝い歩き | 9〜10ヶ月 | 8〜12ヶ月 |
| 初めての一歩 | 12ヶ月 | 9〜15ヶ月 |
| 安定した歩行 | 14〜15ヶ月 | 12〜18ヶ月 |
歩くのが遅い理由
正常な理由
1. 個人差
- ハイハイを好む赤ちゃんもいる
- 言語発達にエネルギーを使っている場合
- 体型(ぽっちゃりした赤ちゃんは少し遅れることも)
2. 気質の違い
- 慎重な性格の赤ちゃんは遅く挑戦
- 活発な赤ちゃんは早く挑戦
3. 環境要因
- 広い空間で育った赤ちゃんは早く歩く傾向
- ハイハイするスペースが十分だと歩くのが少し遅れることも
注意が必要な場合
- 18ヶ月までに一人で歩けない
- 片足だけ使うか引きずる
- つま先だけで歩く(一時的なら正常)
- 以前歩いていたのに急に歩けなくなった
歩く練習方法
安全な環境作り
1. 裸足で歩く
- 室内では靴下、靴なしの裸足がベスト
- 足裏の感覚がバランス発達に役立つ
- 滑り止め付き靴下はOK
2. 安全なスペース確保
- 角の保護カバーを設置
- 転んでも安全なマットやカーペット
- つかまれる低い家具を配置
3. 危険要素の除去
- 階段にベビーゲート設置
- コード、小物の整理
- 重い家具を壁に固定
歩行を促す遊び
1. 手をつないで歩く
- 両手→片手と徐々に減らす
- 赤ちゃんが望む時だけ手をつなぐ
- 無理に引っ張らない
2. 押して歩くおもちゃ
- プッシュウォーカー(押して歩くおもちゃ)
- 車輪付きおもちゃを押す
- 空の箱を押させる
3. 目標設定
- 好きなおもちゃを少し離れた場所に置く
- 親が腕を広げて「おいで」と誘導
- 成功したら大きく褒める
4. 音楽とリズム遊び
- 音楽に合わせて一緒に揺れる
- 立って踊る
- 手拍子しながら歩くよう促す
やってはいけないこと
- 無理に立たせたり歩かせたりする
- 転ぶたびに過剰反応する
- 他の赤ちゃんと比べる
- 早すぎる靴履かせ
歩行器について
歩行器の真実
多くの専門家が歩行器(ベビーウォーカー)の使用を推奨していません。
推奨されない理由:
- 歩行発達の助けにならない
- むしろ歩くのが遅れる可能性
- 転落事故のリスク増加
- 階段からの転落事故が頻発
- アメリカ、カナダなど一部の国で販売禁止
歩行器の代わりに推奨:
- 固定型ジャンパー(ジャンパルー)
- プッシュウォーカー(押して歩くおもちゃ)
- アクティビティテーブル
ファーストシューズの選び方
赤ちゃんが外で歩き始めたら靴が必要です。
良い赤ちゃん靴の条件
1. 柔らかい靴底
- 半分に曲げた時に簡単に曲がるもの
- 硬すぎる靴底は避ける
2. 適切なサイズ
- つま先に約1cmの余裕
- 大きすぎると転びやすい
- 2〜3ヶ月ごとにサイズチェック
3. 足首のサポート
- 最初は足首までの靴が安定的
- マジックテープや紐で調節可能なもの
4. 軽い重さ
- 重い靴は歩きにくくする
- 通気性の良い素材を選ぶ
歩行発達マイルストーンチェックリスト
10ヶ月
- [ ] 家具につかまって立てる
- [ ] つかまって数秒間立っていられる
- [ ] 座った姿勢から自分で立ち上がる
12ヶ月
- [ ] 家具につかまって横に移動する
- [ ] 片手だけ持っても歩ける
- [ ] 1〜2歩一人で歩ける
15ヶ月
- [ ] 一人で歩ける
- [ ] 歩きながら方向を変えられる
- [ ] おもちゃを持って歩ける
18ヶ月
- [ ] 安定して歩く
- [ ] 走ろうとする
- [ ] 手すりを持って階段を上る
歩き始めた後の注意事項
安全ガイドライン
1. 家の安全チェック
- 角の保護カバーを再確認
- ドアの指挟み防止ガードを設置
- コンセントカバーを確認
2. 屋外活動
- 最初は平らな地面だけで
- 手をつなぐか近くで見守る
- 日焼け対策と水分補給
3. 転んだ時の対応
- 過剰反応しない
- 「大丈夫、立ってみよう」と励ます
- 優しく起こしてあげる
正常な歩き方
歩き始めの赤ちゃんはこう歩きます:
- 腕を上げてバランスを取る
- 足を広げて歩く
- よちよちと揺れながら歩く
- よく転ぶ
これは完全に正常で、練習とともに安定していきます。
ベビスナで歩行発達を記録
- 発達記録:初めてのつかまり立ち、初めての一歩の日付を記録
- 写真・動画保存:初めての一歩の瞬間を保存
- 成長記録:身長・体重の変化を追跡
- AI相談:歩行発達に関する疑問をAIに質問
参考文献

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