新生児の睡眠ガイド:1日16〜17時間、いつから夜通し眠る?
公開日: 2025-06-05•最終確認日: 2025-06-05•ベビスナ育児コンテンツチーム•5分 で読めます
赤ちゃんの睡眠は、親御さんが最も気になるテーマの一つです。新生児は1日16〜17時間眠りますが、長時間連続では眠らないため、親御さんは大変です。このガイドでは、米国小児科学会(AAP)の資料に基づいて、月齢別の睡眠パターンと安全な睡眠環境についてご紹介します。
月齢別の睡眠時間
| 月齢 | 総睡眠時間 | 昼寝回数 | 夜の睡眠特徴 |
|---|---|---|---|
| 0〜3ヶ月 | 14〜17時間 | 4〜5回 | 2〜4時間ごとに起きる |
| 4〜6ヶ月 | 12〜16時間 | 3〜4回 | 5〜6時間連続睡眠開始 |
| 7〜9ヶ月 | 12〜15時間 | 2〜3回 | 6〜8時間連続睡眠 |
| 10〜12ヶ月 | 11〜14時間 | 2回 | 8〜10時間通し眠り可能 |
新生児の睡眠の特徴
なぜ新生児は頻繁に起きるの?
頻繁に起きるのは完全に正常です:
- 胃の容量が小さく、頻繁に空腹になる(2〜3時間ごとに授乳が必要)
- レム睡眠の割合が高く、起きやすい
- まだ昼夜の区別がない(生後6〜8週頃に発達)
昼と夜の区別をつける手助け
生後2週間から始められます:
昼間:
- 明るい環境を保つ
- 通常の生活音
- 遊びや交流
夜間:
- 暗く静かな環境
- 授乳時は最小限の刺激
- おむつ替えも静かに
安全な睡眠環境(AAP推奨)
AAPは乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のため、以下を推奨しています:
必須事項
- 仰向けに寝かせる:昼寝も夜も
- 硬くて平らなマットレスを使用
- ベビーベッドに物を置かない:枕、布団、ぬいぐるみ、バンパー禁止
- 同室別床:最低6ヶ月、できれば1年
避けるべきこと
- ソファやアームチェアで赤ちゃんと一緒に眠る
- 暑くしすぎる
- 赤ちゃんの顔を覆う可能性のあるもの
睡眠トレーニングはいつから?
適切な時期
- 生後4〜6ヶ月が適切
- 赤ちゃんによって準備度が異なる
- 医学的な問題がないこと
睡眠トレーニング方法
- フェードアウト(徐々に離れる):赤ちゃんが眠るまでそばにいて、徐々に距離を広げる
- チェック・アンド・コンソール:決まった間隔で確認し、短く慰める
- ファーバー法:チェックの間隔を徐々に長くする
赤ちゃんの睡眠を助けるコツ
就寝ルーティンを作る
毎晩同じ順序で:
- お風呂
- マッサージ
- 授乳
- 子守唄や本読み
- ベビーベッドに寝かせる
眠そうだけど起きている状態でベッドへ
自分で眠る力を育てます。
ホワイトノイズの活用
- 一定の音が落ち着かせる効果
- 突然の音をブロック
- 音量は50dB以下に
夜間授乳を減らす
時期
- 生後4〜6ヶ月、体重5.5kg以上なら夜間授乳なしで6時間以上眠れる
- 小児科医に相談してから
方法
- 徐々に授乳量を減らす
- 授乳間隔を延ばす
- 空腹以外の理由で起きたら別の方法でなだめる
よくある睡眠の問題
コリック(乳児疝痛)
- 生後2週間〜4ヶ月によくある
- 夕方にひどく泣く症状
- 通常3〜4ヶ月で自然に改善
睡眠の後退
発達段階ごとに一時的に睡眠が悪化することがあります:
- 4ヶ月の睡眠後退:睡眠サイクルの変化
- 8〜10ヶ月:分離不安
- 12ヶ月:歩き始め
歯が生える
- 生後6ヶ月頃から
- 一時的な睡眠妨害
- 冷たい歯固めが効果的
ベビスナで睡眠を記録
体系的な睡眠記録がパターン把握に役立ちます:
- 昼寝と夜の睡眠時間を記録
- 睡眠パターン分析
- 週間・月間レポートで変化を確認
- 家族と共有して協力育児
こんなときは医師に相談
以下の症状があれば小児科に相談してください:
- いびきや睡眠中の呼吸の問題
- 生後4ヶ月以降も2時間ごとに起きる
- 日中の過度の眠気
- 睡眠中の異常な動き
参考資料:

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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