トイレトレーニング完全ガイド | 開始時期・進め方・おむつはずしのコツ
トイレトレーニングは子どもの発達の重要なマイルストーンであり、多くの親御さんが苦労する課題です。「トイレトレーニングはいつから始めるの?」「おむつはどうやってはずすの?」と疑問に思う方も多いですよね。この記事では、トイレトレーニングの開始時期、効果的な進め方、夜のおむつはずしまで詳しくご紹介します。
トイレトレーニング開始時期
トイレトレーニングは、お子さんの準備ができた時に始めることが最も重要です。平均的には18〜30ヶ月の間に始めますが、個人差が大きいので、お子さんのサインをよく観察しましょう。
身体的な準備のサイン
- おむつが2時間以上乾いた状態を維持
- 排便の時間がある程度規則的
- 一人で歩いて座れる
- ズボンを上げ下げできる
認知的な準備のサイン
- トイレ関連の言葉を理解(おしっこ、うんち)
- おむつが濡れると不快がる
- トイレに興味を示す
- 簡単な指示に従える
情緒的な準備のサイン
- 自立心が芽生える(「自分でやる!」)
- 親を喜ばせたがる
- 便座に座ることを嫌がらない
| 年齢 | 発達の特徴 | トイトレの推奨 |
|---|---|---|
| 18ヶ月未満 | 膀胱コントロールが難しい | まだ早い |
| 18〜24ヶ月 | 準備サインを観察開始 | サイン確認後に開始可能 |
| 24〜30ヶ月 | ほとんどが準備完了 | 積極的に推奨 |
| 30〜36ヶ月 | 言葉で表現可能 | 早い適応が可能 |
トイレトレーニング前の準備
トイレトレーニング開始前に準備しておくと、ずっとスムーズに進みます。
おまると補助便座の選択
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| おまる | 子どもサイズ、安定感 | 中身を捨てて洗う必要 |
| 補助便座 | 普通のトイレ使用の練習 | 踏み台必要、不安定な場合も |
| 兼用タイプ | 両方の機能 | 値段が高いことも |
その他の準備物
- トレーニングパンツ(布または使い捨て)
- 踏み台(補助便座使用時)
- トイレトレーニングの絵本
- ごほうびシール(任意)
環境づくり
- 便座を先にトイレに置いて慣れさせる
- 人形でトイレごっこ遊び
- トイレトレーニングの動画や歌を活用
- 親がトイレに行く姿を見せる
トイレトレーニングの進め方(段階別)
ステップ1:便座と仲良くなる(1〜2週間)
目標:便座への抵抗感をなくす
- 便座を子どもの見える場所に置く
- 服を着たまま座ってみる
- 「これは○○ちゃんのトイレだよ」と所有感を持たせる
- 絶対に無理に座らせない
ステップ2:規則的に座らせる(2〜4週間)
目標:便座に座る習慣をつける
- 決まった時間に座らせる
- 朝起きた後
- 食事の後
- 昼寝の後
- お風呂の前
- 寝る前
- 5分以上座らせない
- 成功したらたくさん褒める
ステップ3:おむつを外す(昼間)
目標:昼間はおむつなしで過ごす
- 家では下を脱がせるかゆったりズボンだけ
- 30分〜1時間ごとに「おしっこ出る?」と聞く
- 失敗しても絶対に叱らない
- 成功するたびに褒めて励ます
ステップ4:外出時も適用
目標:外出先でもトイレに行ける
- 外出前にトイレに行く
- 着替えを持っていく
- 公衆トイレの場所を把握
- 最初は短い外出から
おしっこ vs うんちのトレーニング
多くの子どもが、おしっことうんちを違う時期にできるようになります。
| 区分 | おしっこトレーニング | うんちトレーニング |
|---|---|---|
| 成功の時期 | 先にできることが多い | 後からできることが多い |
| 難しい点 | 頻繁に尿意、回数が多い | 力みにくい、怖さ |
| コツ | 規則的に座らせる | 安心感、踏み台使用 |
うんちを嫌がる時の対処法
- 踏み台でしゃがむ姿勢を作る
- おむつをつけたまま便座に座らせる(徐々に)
- 排便の時間帯に便座の前で遊ばせる
- 便秘が原因なら食事を調整
夜のおむつはずし
昼と夜のおむつはずしは別物です。夜のコントロールには生理的な発達が必要です。
夜のおむつはずし準備のサイン
- 朝おむつが乾いていることが増える
- 夜中に起きておしっこしたいと言う
- 昼のトイレトレーニングが完全にできている
夜のおむつはずし方法
- 寝る前にトイレに行く
- 寝る1〜2時間前から水分を控える
- 防水シーツを使用
- 夜中に一度起こしてトイレに連れて行く(任意)
夜のおむつはずし時期
- ほとんどが3〜5歳の間に成功
- 5〜6歳までのおねしょは正常範囲
- 7歳以降も続く場合は相談を推奨
トイレトレーニングの拒否と後戻り
トイレトレーニング中の拒否や、できていたのに後戻りすることはよくあります。
拒否した時の対処法
- 1〜2週間休んでから再開
- 無理強いしない
- 別のモチベーションを試す(好きなキャラクターのパンツ)
- ストレスの原因を把握
後戻りの原因
- 弟・妹の誕生
- 引っ越し、保育園入園などの環境変化
- 家庭のストレス
- 便秘や尿路感染などの身体的問題
後戻りした時の対処
- 叱らない
- 一時的におむつに戻っても大丈夫
- 原因の解決に集中
- 子どもの気持ちを受け入れる
トイレトレーニング成功のコツ
効果的な褒め方
- 結果より過程を褒める(「便座に座れたね!」)
- 具体的に褒める(「おしっこって言えたね!」)
- 過度なご褒美は避ける
- 一貫性を持って
避けるべき行動
- 失敗した時に怒ったり恥ずかしがらせる
- 他の子と比較する
- 無理に座らせる
- あまりにも頻繁に聞く
| 良い方法 | 避けるべき方法 |
|---|---|
| 「便座に座ってみる?」 | 「今すぐ便座に座りなさい!」 |
| 「大丈夫、次は上手にできるよ」 | 「また失敗したの?赤ちゃんじゃないでしょ」 |
| 「教えてくれてありがとう」 | 「もっと早く言わなきゃダメでしょ!」 |
| 「トイレ使えてお兄ちゃんだね」 | 「弟もできるのに、なんであなたはできないの?」 |
専門家への相談が必要な場合
ほとんどの子どもは4歳前後で昼間のトイレができるようになります。次の場合は相談をお勧めします。
相談を推奨する状況
- 4歳を過ぎても昼間に頻繁に失敗
- 我慢しすぎてひどい便秘
- 排泄時に痛みを訴える
- 急に後戻りして長く続く
- 頻尿や我慢できない状態
ベビスナで発達記録
トイレトレーニングは子どもの発達の重要なマイルストーンです。ベビスナアプリでお子さんの発達状況を記録しましょう。
- 発達記録:トレーニング開始日、初めての成功など記録
- おむつ記録:パターンを把握してトレーニングのタイミングを決定
- AI相談:トイレトレーニングに関する疑問をAIに相談
参考文献

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