混合授乳ガイド:母乳量を維持しながらミルクを足す方法

公開日: 2025-06-20最終確認日: 2025-06-20ベビスナ育児コンテンツチーム10 で読めます

母乳だけでは足りないようで、ミルクを足すのも心配...そんな悩みはありませんか?混合授乳は世界中の多くのお母さんが選んでいる現実的な授乳方法です。世界保健機関(WHO)も完全母乳が難しい状況での混合授乳を認めています。成功する混合授乳のすべてをご紹介します。

混合授乳とは?

混合授乳とは、母乳とミルクを両方与える授乳方法です。

授乳タイプ定義
完全母乳母乳のみ
混合授乳母乳 + ミルク併用
完全ミルクミルクのみ
💡 混合授乳も素晴らしい選択です!少しでも母乳を与えることは、赤ちゃんの免疫力と健康に役立ちます。

混合授乳を検討する状況

医学的理由

  1. 母乳不足: 乳腺の発達問題、ホルモンバランスなど
  2. 赤ちゃんの体重増加不良: 十分な栄養補給が必要
  3. 母親の健康問題: 薬の服用、手術からの回復など
  4. 多胎児出産: 双子以上の育児

生活上の理由

  1. 職場復帰: 昼はミルク、夜は母乳
  2. 自分の時間確保: 他の養育者が授乳可能
  3. 授乳ストレスの軽減: 母親のメンタルヘルス
  4. 父親の参加: 絆を深める機会

混合授乳を始める時期

米国小児科学会(AAP)は、可能であれば生後4〜6週間は完全母乳の後、混合授乳への移行を推奨しています。

時期推奨事項理由
0〜2週間可能なら完全母乳初乳の供給、母乳生産量の確立
2〜4週間必要なら補足開始可能母乳授乳パターン形成中
4〜6週間以降混合授乳への移行適期母乳供給が安定した時期
💡 早期に混合授乳を始める必要がある医学的状況もあります。小児科医にご相談ください。

混合授乳の3つの方法

方法1:授乳ごとに分ける

母乳授乳とミルク授乳を完全に分ける方法です。

時間授乳方法メリット
朝6時母乳夜間に溜まった母乳を活用
午前9時ミルクママの休息または仕事
昼12時母乳母乳供給の維持
午後3時ミルクパパ/サポーターが授乳
夕方6時母乳親密さの維持
夜9時ミルクより長く眠れるように(ミルクの方が満腹感)

方法2:補足授乳

母乳授乳後、足りない分だけミルクで補う方法です。

  1. まず母乳授乳: 両方の乳房から
  2. 赤ちゃんの様子を観察: まだお腹が空いていそうなら
  3. ミルクで補足: 30〜60mlずつ追加

メリット: 母乳生産量の維持に役立つ デメリット: 毎回両方の準備が必要

方法3:昼夜分離

時間帯授乳方法理由
昼 (6時〜18時)ミルク仕事/外出時に便利
夜 (18時〜6時)母乳プロラクチンが高い時間帯を活用
💡 夜間の母乳授乳を維持することで、母乳生産量を保つのに役立ちます。プロラクチンホルモンは夜に多く分泌されます。

母乳量を維持しながら混合授乳

重要な原則

  1. 一定の母乳授乳を維持: 1日最低3〜4回
  2. 夜間授乳を維持: 母乳生産に重要な時間
  3. 搾乳を活用: ミルク授乳時間に搾乳
  4. 肌と肌の触れ合い: 授乳以外の時間にもスキンシップ

母乳量減少のサイン

サイン対応方法
胸が張らない感じ母乳授乳/搾乳回数を増やす
赤ちゃんがすぐ乳房から離れる両方を何度も交互に授乳
搾乳量の減少水分摂取を増やし、十分に休む

混合授乳の注意点

乳頭混乱の予防

赤ちゃんが乳首と哺乳瓶の乳首を区別できず、母乳授乳を拒否する現象です。

予防方法:

  1. スローフローの乳首を使用: 母乳授乳と同じようなペース
  2. ペースド・ボトル・フィーディング: ゆっくり休憩を挟みながら授乳
  3. 母乳を先に: ミルクの前に必ず母乳から
  4. カップ/スプーン授乳を検討: 初期の乳頭混乱防止

ミルクの選び方

ミルクの種類特徴推奨対象
一般的なミルク標準的な栄養構成ほとんどの赤ちゃん
HAミルク(低アレルギー)タンパク質分解アレルギー家族歴あり
消化に優しいミルク部分加水分解コリックのある赤ちゃん
無乳糖ミルク乳糖除去乳糖不耐症と診断された場合

混合授乳成功チェックリスト

うまくいっているサイン

  1. 体重増加: 週に150〜200gの正常な増加
  2. おむつ: 1日6〜8回の濡れたおむつ
  3. 赤ちゃんの機嫌: 授乳後に満足そう
  4. 母乳維持: まだ母乳が出ている
  5. ママの健康: ストレス軽減、休息が取れている

病院受診が必要な場合

  1. 体重減少または停滞: 2週間以上続く
  2. 授乳拒否: 母乳もミルクも拒否
  3. 脱水の兆候: 尿の減少、唇の乾燥
  4. 過度のぐずり: 授乳中ずっと泣いている

混合授乳FAQ

Q: 母乳とミルクを混ぜて与えてもいいですか?

A: 可能ですが、お勧めしません。混ぜて飲み残した場合、母乳も一緒に捨てなければならず、もったいないです。母乳を先に、ミルクを後にの順番が良いでしょう。

Q: 混合授乳をすると母乳が止まりますか?

A: 必ずしもそうではありません。1日最低3〜4回の母乳授乳を維持すれば、母乳生産量を保つことができます。特に夜間の授乳を母乳で維持することが重要です。

Q: ミルクを与えると母乳を拒否しますか?

A: 乳頭混乱が起こる可能性はありますが、スローフローの乳首とペースド・フィーディングで予防できます。

Q: いつ完全ミルクに切り替えるべきですか?

A: 個人の選択です。WHOは可能であれば2歳まで母乳育児の継続を推奨していますが、お母さんと赤ちゃんの状況に応じて決めてください。

ベビスナで混合授乳を管理

母乳とミルクを交互に与えていると、記録が複雑になることがあります。ベビスナがお手伝いします。

  • 授乳タイプ別記録: 母乳/ミルクを別々にトラッキング
  • 授乳パターン分析: どの授乳方法が合っているか把握
  • 左右の記録: どちらの乳房で最後に授乳したか
  • リマインダー機能: 次の授乳時間と方法をお知らせ
  • AI健康レポート: 授乳パターンに基づく赤ちゃんの状態分析

参考資料:

混合授乳ガイド:母乳量を維持しながらミルクを足す方法

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医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。