生後5ヶ月の赤ちゃん発達ガイド:成長の目安・遊び方・睡眠と離乳食準備まとめ
生後5ヶ月、赤ちゃんが日に日に変わっていくのを実感していますよね?首がしっかりすわり、寝返りに挑戦し、目に入るものすべてに手を伸ばして掴もうとし、喃語もどんどん活発になる時期です。この時期は身体、認知、言語、社会性の発達が飛躍的に進む大切な時期なんです。この記事では、5ヶ月の赤ちゃんの発達の目安、月齢にぴったりの遊び方、睡眠パターンの変化、そして離乳食開始の準備まで詳しくご紹介しますね。
身体の発達:寝返りとおすわりの始まり
5ヶ月の赤ちゃんの体は、毎日新しいことに挑戦する準備をしていますよ。この時期の主な身体発達を見ていきましょう。
粗大運動の発達
- 首すわり完成:うつ伏せで頭と胸を高く持ち上げることができます
- 寝返りの開始:早い赤ちゃんはうつ伏せから仰向けへの寝返りを始めます。仰向けからうつ伏せへの寝返りはもう少し後になります
- おすわりの準備:支えてあげれば少しの間座っていられます。まだ一人で座るのは難しいですよ
- 脚の力の強化:立たせて支えてあげると、脚に力を入れて床を押します
- 体重:出生時の約2倍に達する時期です
微細運動の発達
- 手伸ばし(リーチング):見える物に向かって正確に手を伸ばします
- 両手の使用:片手からもう片方の手に物を移し替えることができます
- 口での探索:掴んだ物は何でも口に入れる時期です。これは正常な感覚探索ですよ
- 足つかみ:仰向けで自分の足を掴んで口に持っていこうとします
認知の発達:世界を理解し始めます
5ヶ月の赤ちゃんの脳は驚くべきスピードで発達しています。この時期に見られる認知発達の特徴をご紹介しますね。
対象の永続性の始まり
- 物が目の前から消えても存在し続けることを少しずつ理解し始めます
- いないいないばぁに反応して笑い始める理由がまさにこれなんです
- 落ちた物を目で追いかけて探そうとします
因果関係の理解
- ガラガラを振ると音が出ることを学びます
- ボタンを押すと音が鳴るおもちゃに興味を示します
- 同じ行動を繰り返して結果を確認しようとします
記憶力と集中力
- 見慣れた物や人を覚えています
- 一つのおもちゃに数分間集中できるようになります
- お気に入りのおもちゃへの好みが出てきます
言語の発達:喃語の進化
5ヶ月は言語発達にとってとても重要な時期です。赤ちゃんの喃語がだんだん意味のあるコミュニケーションに発展していますよ。
喃語の発達
- 母音をつなげて「あああ」「うーう」「えーえ」のような声を出します
- 子音+母音の組み合わせを試して「ばばば」「まんまん」のような声を出し始めます
- 声の高さや大きさを変えながらいろいろな音を実験します
- 機嫌が良い時に「きゃー」と高い声を出すこともありますよ
コミュニケーション能力
- 名前を呼ぶと振り向いて反応します
- パパママの話に喃語で「会話」をしようとします(話す→聞く→話すパターン)
- いろいろな泣き方で空腹、眠気、不快感を区別して表現します
- 表情が豊かになり、笑い声が大きくなります
社会性・情緒の発達:感情が豊かになります
5ヶ月の赤ちゃんは社会的な存在として急速に成長しています。感情表現が多様になり、他の人との関係を築き始めますよ。
感情表現
- 喜び、興奮、不満などさまざまな感情をはっきり表現します
- 声を出して笑う頻度が増えます
- おもちゃを取り上げられると不満を表します
- 好きな人を見ると手を広げて喜びます
人見知りの始まり
- 知っている人と知らない人を区別し始めます
- 早い赤ちゃんは5ヶ月から人見知りの兆しが見られることがあります(本格的な人見知りは通常6〜9ヶ月)
- ママ・パパへの愛着が強くなります
鏡への関心
- 鏡の中の自分の姿に興味を示します
- 鏡を見て笑ったり手を伸ばしたりします
- まだ鏡の中の姿が自分だとは理解していません
5ヶ月の発達の目安一覧
| 領域 | ほとんどの赤ちゃんができること | 一部の赤ちゃんができること |
|---|---|---|
| 粗大運動 | うつ伏せで頭/胸を上げる、支えがあれば座る | うつ伏せ→仰向け寝返り、仰向け→うつ伏せ寝返り |
| 微細運動 | 物を掴む、口で探索 | 両手間で物を移し替える |
| 認知 | 因果関係の理解、おもちゃの好み | 対象の永続性の始まり、隠れた物を探す |
| 言語 | 母音の喃語、音への反応 | 子音+母音の喃語(「ばばば」「まんまん」) |
| 社会性 | 声を出して笑う、表情で感情表現 | 人見知りの始まり、名前への反応 |
月齢に合った遊び方とおもちゃ
5ヶ月の赤ちゃんには、感覚を刺激し、運動能力を伸ばす遊びが一番です。高価なおもちゃは必要ありませんよ!
粗大運動の遊び
- タミータイムの強化:うつ伏せの姿勢で目の前におもちゃを置いて、頭を上げるよう促しましょう。1日20〜30分(分けて)が目安です
- 寝返りの誘導:横におもちゃを置いて体を回転させるよう導きましょう
- 飛行機遊び:赤ちゃんのお腹の下に手を入れて持ち上げ、飛行機のポーズを作りましょう。体幹の強化に効果的ですよ
- 膝の上バウンス:膝の上に座らせて優しく弾ませましょう。バランス感覚と脚の力を育てます
微細運動・感覚遊び
- 掴む練習:さまざまな大きさと質感のもの(柔らかいボール、ガラガラ、布ブロック)を掴ませてあげましょう
- 足遊び:仰向けの状態で足に靴下人形や鈴をつけると、足を掴もうとしますよ
- 触感遊び:柔らかい布、ザラザラしたスポンジ、つるつるのボールなど、さまざまな質感を触らせてあげましょう
- 水遊び:お風呂の時間に水をバシャバシャ遊ばせましょう(感覚刺激+因果関係の理解)
認知・言語発達の遊び
- いないいないばぁ:手や布で顔を隠して見せてあげましょう。対象の永続性の発達に最適な遊びです
- 鏡遊び:安全な鏡の前でいろいろな表情を見せてあげましょう
- 歌と手遊び:簡単な動きのある歌を歌ってあげましょう(「いないいないばぁ」「てをたたきましょう」など)
- 語りかけ:赤ちゃんの喃語に同じ音で返事をし、日常の行動を言葉で説明してあげましょう(「おむつ替えようね〜」「ミルク飲もうね〜」)
おすすめのおもちゃ
- 音の出るガラガラと歯固め
- いろいろな触感の布絵本
- 安全な赤ちゃん用ミラー
- 柔らかいボールと積み木
- オーボール(O-ball)のような掴みやすいボール
5ヶ月の赤ちゃんの睡眠パターン
睡眠は赤ちゃんの成長と脳の発達に欠かせません。5ヶ月の睡眠パターンを理解すれば、より安心して育児ができますよ。
睡眠時間の目安
- 1日の総睡眠時間:12〜15時間
- 夜の睡眠:10〜12時間(途中で1〜2回起きることがあります)
- お昼寝:合計3〜4時間(通常3回)
- 活動時間(覚醒時間):2〜2.5時間
お昼寝の移行期
- 4回から3回のお昼寝に移行する時期です
- 3回の日もあれば4回の日もあることがあります。これは正常ですよ
- お昼寝の時間が少しずつ規則的になっていきます
- 朝のお昼寝、午後のお昼寝、夕方の短いお昼寝というパターンができてきます
4ヶ月の睡眠退行のその後
- 4ヶ月頃に始まった睡眠退行が5ヶ月まで続くことがあります
- 赤ちゃんの睡眠サイクルが大人に近づき、浅い睡眠の段階で目が覚めやすくなる現象です
- これは脳の発達の正常な過程で、通常2〜6週間で改善しますよ
- 寝返りなど新しい運動スキルの習得も睡眠に影響を与えることがあります
離乳食の準備:サインを読みましょう
5〜6ヶ月は離乳食を始める時期です。でも、月齢よりも大切なのは赤ちゃんが見せる準備完了のサインですよ。
離乳食開始の準備サイン
- 首すわり完成:頭をまっすぐに保つことができます
- おすわり可能:支えがあれば安定して座っていられます
- 食べ物への興味:家族が食べているのを目で追い、手を伸ばします
- 口を開ける:スプーンを口元に持っていくと自然に口を開けます
- 舌突出反射の減少:口に入った食べ物を舌で押し出す反射が減ってきています
- よだれの増加:よだれが急に増えてきています
離乳食の基本原則
- 10倍粥(なめらかなお粥)から始めましょう
- 一種類の食材を3〜5日間試して、アレルギー反応を確認しましょう
- 1日1回、小さじ1〜2杯から少しずつ増やしていきましょう
- 母乳やミルクは今まで通り続けましょう(離乳食はあくまで補完食です)
小児科に相談すべき時
赤ちゃんの発達スピードはそれぞれ異なり、ほとんどの違いは正常範囲内です。ただし、以下のことが見られたら小児科医に相談してみましょう。
- 首をまったく支えられない
- 物に手を伸ばそうとしない
- 音に反応しない
- 目を合わせない、物を目で追わない
- 以前できていたことができなくなった(発達の後退)
- 片側の体ばかり使う傾向が明らかにある
- 筋肉がとても硬い、または反対にとても力が入らない
- 声を出して笑わず、表情の変化がほとんどない
ベビスナで成長を記録しよう
赤ちゃんの大切な発達の瞬間を見逃さずに記録しましょう。ベビスナアプリなら、より体系的に管理できますよ。
- 成長発達の追跡:赤ちゃんの身長、体重、頭囲を記録してWHO成長曲線と比較できます。健診時に役立つデータになりますよ
- マイルストーン記録:初めての寝返り、初めての喃語など、大切な瞬間を日付と一緒に記録しましょう
- AI育児相談:発達について気になることがあれば、AIチャットボットにいつでも相談できます
- 睡眠・授乳パターン分析:赤ちゃんの睡眠と授乳のパターンを記録すれば、生活リズムの把握に役立ちますよ
よくある質問
Q: 5ヶ月なのにまだ寝返りをしません。大丈夫ですか?
A: はい、大丈夫ですよ!寝返りは4〜7ヶ月の間に始まるのが一般的です。赤ちゃんによって興味や発達の順序が異なるため、他の領域(微細運動、言語など)が先に発達することもあります。7ヶ月を過ぎても寝返りをまったく試みない場合は、小児科で相談してみてくださいね。
Q: 5ヶ月で離乳食を始めてもいいですか?
A: 月齢だけで判断するよりも、赤ちゃんの準備サインを確認しましょう。首すわり完成、支えがあれば座れる、食べ物に興味を示す、舌突出反射の減少などのサインがすべて揃っていれば始められます。WHOは生後6ヶ月までの完全母乳育児を推奨していますので、小児科医と相談して決めてくださいね。
Q: 夜中に頻繁に起きるのですが、睡眠退行ですか?
A: 5ヶ月で夜中に頻繁に起きるのは、4ヶ月の睡眠退行の延長であることが多いです。赤ちゃんの睡眠サイクルが成熟する過程で、浅い睡眠の段階で目が覚めやすくなっているのが原因です。一貫した睡眠ルーティンを維持して、通常2〜6週間で改善しますので少し待ってみてくださいね。夜間の授乳が1〜2回必要なのもまだ正常ですよ。
Q: 赤ちゃんが何でも口に入れます。大丈夫ですか?
A: まったく正常です!この時期の赤ちゃんは口で世界を探索しているんです。これは感覚発達の重要な過程ですよ。口に入れても安全な大きさと素材のおもちゃを用意して、窒息の危険がある小さなものは片付けましょう。歯固めを渡してあげるのもいい方法ですよ。
Q: 5ヶ月の赤ちゃんとどうやって遊べばいいですか?
A: 高価なおもちゃよりもふれあいが大切です!いないいないばぁ、鏡遊び、歌を歌う、さまざまな触感のものに触れさせる、タミータイム中におもちゃで誘うなどがおすすめです。最も大切なのは、目を合わせて赤ちゃんの喃語に会話するように返事をしてあげること。1日15〜20分の集中した遊びの時間だけでも十分効果がありますよ。
参考文献

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