粉ミルクの作り方 | お湯の温度・分量・保存方法ガイド

公開日: 2025-05-20最終確認日: 2025-05-20ベビスナ育児コンテンツチーム7 で読めます

粉ミルクの作り方は簡単そうに見えますが、お湯の温度、分量、衛生管理など注意点がたくさんあります。正しくミルクを作ることで、赤ちゃんが栄養素をしっかり吸収し、お腹のトラブルも予防できます。この記事では、粉ミルクの作り方のすべてを詳しくご紹介します。

ミルクを作る前の準備

ミルクを作る前に、衛生管理が最も重要です。

必要なもの

  • 消毒済みの哺乳瓶と乳首
  • 粉ミルク(開封後1ヶ月以内)
  • 沸騰させて冷ましたお湯またはミネラルウォーター
  • ミルクスプーン(製品に付属のもの)
  • 哺乳瓶ウォーマー(オプション)

手洗い

  • 石鹸で20秒以上丁寧に手を洗う
  • 爪の下、指の間もきれいに
💡 ミルクスプーンは製品ごとに容量が違います。必ずそのミルクに付属のスプーンを使ってください。

ミルクを作るお湯の温度

お湯の温度は非常に重要です。

推奨温度:70°C以上

世界保健機関(WHO)は70°C以上のお湯でミルクを作ることを推奨しています。

70°C以上のお湯を使う理由

  • 粉ミルクに存在する可能性のある細菌(クロノバクター)を死滅させる
  • サルモネラ菌を除去
  • 完全な殺菌ではないがリスクを大幅に減少

お湯の温度の合わせ方

  1. お湯を完全に沸騰させる
  2. 30分ほど冷まして70°Cにする
  3. または調乳ポットを使用(70°C設定)
お湯の状態温度適合性
沸騰したお湯100°C❌ 栄養素破壊の恐れ
沸騰後30分70°C✅ 推奨
ぬるま湯40°C⚠️ 細菌が死滅しない
冷水常温❌ ミルクが溶けにくい

ミルクの作り方(ステップ別)

ステップ1:お湯の準備

  • 沸騰させたお湯を70°Cに冷ます
  • 哺乳瓶に必要な量の2/3程度のお湯を入れる

ステップ2:ミルクの計量

  • ミルクスプーンで粉ミルクをすくう
  • スプーンの上面を平らにすりきる(ナイフの背や箸を使用)
  • ギュッと押し込まない

ステップ3:ミルクを入れる

  • 哺乳瓶に粉ミルクを入れる
  • メーカー推奨の割合を守る(通常お湯30mlにつきミルク1スプーン)

ステップ4:混ぜる

  • 乳首とキャップを閉める
  • やさしく振って完全に溶かす
  • 泡が立ちすぎないように円を描くように振る

ステップ5:お湯を足す

  • 残りのお湯を足して目的の量にする
  • もう一度やさしく混ぜる

ステップ6:温度確認

  • 流水で哺乳瓶を冷ます(授乳適温:36〜37°C)
  • 手首の内側に数滴垂らして温度確認
  • ぬるければOK

ミルクの分量(濃度)

ミルクの濃度はメーカー推奨の割合を正確に守りましょう。

間違った濃度の危険性

濃度問題点
濃すぎる脱水、便秘、腎臓への負担、肥満リスク
薄すぎる栄養不足、体重増加不良、発達遅延

一般的なミルクの割合

  • ほとんどのミルク:お湯30mlにつきミルク1スプーン
  • 製品によって異なるのでパッケージを確認
💡 「赤ちゃんがお腹すかせてるから濃く作った」は危険です。量を増やしても濃度は変えないでください。

ミルクの保存方法

開封前のミルク

  • 涼しく乾燥した場所で保存
  • 直射日光を避ける
  • 賞味期限を確認

開封後のミルク

  • 密封して涼しい場所で保存
  • 冷蔵庫保存は禁止(湿気で変質)
  • 開封後1ヶ月以内に使用

作ったミルク

  • 室温:2時間以内に使用
  • 冷蔵:24時間以内に使用(推奨しない)
  • 飲み残し:すぐに捨てる(細菌繁殖)

よくあるミルク作りの間違い

1. お湯より先にミルクを入れる

  • 正確なお湯の量が測れない
  • 濃くなってしまう可能性

2. スプーンをギュッと押し込む

  • ミルクの量が多くなり濃くなる
  • 平らにすりきって入れる

3. 強く振る

  • 泡が多くなってお腹の張りの原因に
  • やさしく円を描くように振る

4. 電子レンジで温める

  • 温度にムラができてやけどの危険
  • 湯煎で温める

5. 飲み残しの再利用

  • 赤ちゃんの唾液が入って細菌繁殖
  • 授乳後の残りは必ず捨てる

外出時のミルク作りのコツ

準備するもの

  • 消毒済み哺乳瓶2〜3本
  • ミルクケース(1回分ずつ小分け)
  • 魔法瓶(熱いお湯用)
  • ミネラルウォーター(冷ます用)

外出先でのミルクの作り方

  1. 魔法瓶の熱いお湯を哺乳瓶に2/3程度入れる
  2. ミルクを入れて混ぜる
  3. 冷たいミネラルウォーターで温度調整
  4. 手首で温度確認後に授乳

夜中の授乳のコツ

事前準備

  • ミルクケースに1回分ずつ小分け
  • 魔法瓶に70°Cのお湯を準備
  • 冷ます用のお水も準備
  • ベッドサイドにすべて配置

哺乳瓶ウォーマーの活用

  • 一定温度を維持可能
  • お湯を先に温めておくと便利
  • ただし、作ったミルクを保温するのは禁止

ベビスナで授乳管理

ベビスナアプリで粉ミルク育児を体系的に管理しましょう。

  • 授乳記録:授乳時間、量、ミルクの種類を記録
  • ミルク量計算:月齢別推奨ミルク量を確認
  • パターン分析:授乳間隔と量のパターンを把握
  • リマインダー機能:次の授乳時間をお知らせ
  • AIチャットボット:ミルク育児に関する疑問を相談

参考文献

粉ミルクの作り方 | お湯の温度・分量・保存方法ガイド

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医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。