新生児のガスがたまったときの症状と出し方:自転車こぎからゲップの姿勢まで
新生児が足をお腹のほうに引き上げ、顔を赤くしていきむなら、お腹にガスがたまっているサインかもしれません。新生児は消化器官が未熟で、授乳時に空気を一緒に飲み込みやすいため、ガスがたまりやすいのです。幸い、多くは自転車こぎ運動、ゲップ、お腹マッサージといった簡単な方法で数分以内に楽になります。この記事では、ガスがたまったときの症状から安全な出し方、病院へ行くべきサインまでまとめてご紹介します。
新生児のガスがたまったときの症状
赤ちゃんは話せませんが、体で不快感を表現します。次のサインが見られたらガスがたまっている可能性が高いです。
- 足をお腹のほうに引き上げる: ガス痛の最も典型的なサインです
- 顔を赤くしていきむ: 力を入れてガスを出そうとしています
- お腹が硬く張っている: 触るといつもよりパンパンです
- 授乳直後や夜にぐずる: 横になった姿勢でガスがたまりやすくなります
- おならやゲップの後に落ち着く: ガスが抜けると嘘のように楽になります
ガスを出す方法5つ
1. 自転車こぎ運動
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足を持って自転車のペダルをこぐようにやさしく交互に動かします。膝をお腹のほうへゆっくり押し上げると腸の動きが刺激され、ガスが抜けやすくなります。一度に10〜15回繰り返します。
2. ゲップをさせる
授乳の途中と直後にゲップをさせて飲み込んだ空気を出すことが、ガス予防の要です。赤ちゃんを肩に立てて抱き、背中を下から上へやさしくさすったりトントンします。5分ほど試してもゲップが出なければ姿勢を変えて再度試します。
3. お腹マッサージ
温かい手でおへその周りを時計回りにやさしく円を描くようにマッサージします。時計回りは腸が動く方向と同じで、ガスの排出を助けます。授乳直後は避け、30分ほど経ってから行うのがよいでしょう。
4. うつ伏せ遊び
赤ちゃんが起きているときにお腹を床につけてうつ伏せにすると、お腹に適度な圧がかかりガスの排出に役立ちます。必ず保護者が見守り、授乳直後は避けて行います。
5. 抱っこで姿勢を変える
赤ちゃんを立てて抱いたり、前腕の上にうつ伏せにする姿勢(コリックホールド)で抱くと、お腹にかかる圧でガスが抜けることがあります。ゆりかごや軽い揺らしも落ち着かせるのに役立ちます。
新生児のガスを予防する方法
症状が出てから出すより、そもそも空気を飲み込ませないことのほうが大切です。
| 授乳方法 | ガスを減らす方法 |
|---|---|
| 母乳 | 乳輪まで深くくわえさせる、片方を十分に飲ませてから反対側へ |
| ミルク | 哺乳瓶を45度に傾けて乳首が常にミルクで満たされるように、振らずに回して溶かす |
| 共通 | 空腹で慌てて飲まないよう早めに授乳開始、授乳の途中・直後にゲップ |
ミルクを振って溶かすと泡が多くでき、赤ちゃんが空気をより多く飲み込みます。粉を溶かした後、泡が落ち着いてから飲ませるのがよいでしょう。
ガス薬・シメチコンは効果があるの?
シメチコン成分のガス緩和薬は、米国小児科学会の基準では新生児に使っても比較的安全です。ただし研究では、プラセボ(偽薬)と比べて明確な効果の差がないという結果も多くあります。薬に頼るより、自転車こぎ運動、ゲップ、マッサージといった物理的な方法をまず十分に試し、使用前には小児科医に相談するのがよいでしょう。
ガス? それとも乳児疝痛(コリック)?
ガスとコリックは混同しやすいものです。ガスは抜ければすぐに楽になりますが、コリックは1日3時間以上、週3日以上、3週間以上、理由なく激しく泣くパターン(3の法則)を示します。コリックは生後6週で最もひどくなり、3〜4ヶ月でほとんど自然に治まります。
病院へ行くべきサイン
多くのガスは家庭で解決しますが、次のサインがあれば単なるガスではない可能性があり受診が必要です。
- 嘔吐に緑色・黄色の胆汁が混じる
- 血便や粘り気のある粘液便
- 48時間以上便が出ない
- 38度以上の発熱(生後3ヶ月未満はすぐに病院へ)
- お腹が硬く張り、触ると激しく痛がる
- うまく飲めず体重が増えない
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新生児の授乳や排便、ぐずるパターンを記録すると、ガスの原因を見つけるのに大きく役立ちます。
- 授乳記録: 授乳量と時間を記録し、食べすぎや空気の飲み込みパターンを把握できます
- AIうんち分析: 写真1枚で便の色や状態を分析し、単なるガスか他の問題かを確認できます
- AIチャットボット相談: 夜中に赤ちゃんがガスでぐずるとき、すぐに対処法を聞けます
参考文献

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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