離乳食中期のミルクの量|生後7〜8か月は1日何ml・何回?

公開日: 2026-05-14最終確認日: 2026-09-23ベビスナ育児コンテンツチーム13分 で読めます
離乳食中期のミルクの量|生後7〜8か月は1日何ml・何回?

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離乳食を1日2回に増やすと、きっとこんな疑問がわいてきますよね。「じゃあ、母乳やミルクはもうどのくらい減らせばいいの?」 赤ちゃんがしっかり食べ始めると、なんだか授乳はグッと減らさなきゃと思ってしまうのに、いざ減らそうとすると栄養が足りるか心配になってしまいます。

先に結論からお伝えしますね。中期離乳食(生後7〜8か月頃)の今は、授乳を「減らす」時期ではなく、「保ちながらゆっくり見守る」時期です。なぜそうなのか、1日にどのくらいをどう分けて与えればいいのか、そして「離乳食を食べたらミルクを飲まなくなった」といったよくある心配まで、順番にお伝えします。

💡 結論から言うと、中期でも母乳とミルクがまだ赤ちゃんの主な栄養源です。離乳食を2回に増やしても、母乳や育児用ミルクは離乳食のあとに与え、そのほかに母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回程度を目安に続けて、無理に減らさず自然に減っていくようにしましょう。

離乳食2回、では授乳はどのくらい減らす?

中期はふつう、離乳食を始めて1〜2か月ほどたち、1日1回をしっかり飲み込めるようになってから2回に増やす時期です。だいたい7か月前後ですね。豆腐くらいのやわらかさのものを舌でつぶして食べる練習を始め、いろいろな味や舌ざわりに慣れていきます。

でも、離乳食が2回になったからといって授乳をグッと減らしてはいけません。この時期の赤ちゃんが得る栄養の大部分は、まだ母乳やミルクから来るからです。中期の離乳食はまだ「食べる練習と補い」であって、主食ではありません。ですから目標は「減らす」ことではなく、「保ちながら自然な減少を見守る」ことです。おおよその流れはこうです。

時期離乳食授乳の目安
初期後半 (6か月)1回母乳や育児用ミルクは欲しがるだけ
中期 (7〜8か月)2回離乳食のあとに与え、そのほかに母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回程度

完ミの場合の量は赤ちゃんの体重で変わるので、体重から出す1日のミルク量計算ツールで確認するほうが正確です。

表はあくまで目安で、正解表ではありません。大切なのは方向です。離乳食が増えるほど授乳量が少しずつ自然に下がるのは正常で、これは無理に作るものではなく、赤ちゃんがお腹いっぱいになった分だけ自分から母乳を求めなくなって起こる変化です。反対に「もう食べるから」と親が先に授乳をバッサリやめてしまうと、全体の摂取が足りなくなることがあります。

⚠️ 1歳までは、離乳食のあとの母乳や育児用ミルクを続けましょう。離乳食をどれだけよく食べても、この時期の母乳・ミルクは鉄分・脂質・カロリーの大切な供給源なので、急にやめると栄養がぐらつくことがあります。
離乳食と授乳の間隔の二つのやり方 - 離乳食の直後に授乳すると摂取量が安定し、二時間ほどあけると三回食のリズムが身につくという比較

離乳食のあとすぐ授乳? それとも別々に?

中期でよく迷うのが、離乳食と授乳の「間隔」です。大きく2つのやり方があります。

離乳食の直後に授乳をつなげる方法は、初期から移ったばかりの赤ちゃんにラクです。離乳食だけではまだお腹が満たされないので、食べさせたあとすぐ母乳やミルクで1回を仕上げます。赤ちゃんが離乳食を少し食べて終わる時期は、この方法で全体の摂取を安定して満たせます。

離乳食と授乳を別々に離す方法は、赤ちゃんの離乳食量が増えて1回をある程度食べるようになると、自然に移っていくやり方です。たとえば午前に離乳食を与え、2時間ほどたってお腹がすいたときに授乳を別に与えます。ただし授乳・離乳の支援ガイドでは、1日3回食になる後期も、離乳食のあとに母乳や育児用ミルクを与えるのが目安とされています。

授乳・離乳の支援ガイドでは、中期は母乳や育児用ミルクを離乳食のあとに与えるのが目安です。離乳食の直前に満腹になるほど授乳をすると赤ちゃんが離乳食をほとんど食べないので、そこは避けましょう。数日、赤ちゃんの反応を見ながらおうちのリズムを整えてくださいね。

1日のスケジュール、こう組むとラクです

時間は目安です。赤ちゃんが早く起きたら全部を前に、昼寝が長ければ後ろにずらせば大丈夫。順番さえ守れば1日は大きくくずれません。離乳食2回+授乳3〜4回を1日にどう置くか、例で見てみましょう。

だいたいの時間内容そのときの考え方
午前7時ごろ (起床)母乳またはミルク夜の間に空っぽなので、まず満たします
午前10時ごろ離乳食1回目 (+希望なら授乳)眠気が少なく機嫌のよい時間でよく食べます
午後2時ごろ母乳またはミルク昼と夕の間の空いた時間を埋めます
午後6時ごろ離乳食2回目 (+授乳で仕上げ)寝る直前でなければ問題ありません
午後9時ごろ (就寝前)母乳またはミルク1日を締めくくる授乳です
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ご覧のとおり、離乳食が2回でも授乳は3回(起床・午後・就寝前)入っていますね。夜間授乳が残っている赤ちゃんなら1日4回になることもあります。こうすれば離乳食を進めながら、1日の総授乳量を自然に保てます。

「離乳食を食べたらミルクを飲まない」心配になりますよね

中期に本当によく聞く2つの心配があります。どちらもたいてい正常なので、安心してくださいね。

離乳食を食べさせたらミルクを飲まなくなった。これは赤ちゃんが離乳食でお腹を満たしたということです。全体の摂取が大きく足りないのでなければ問題ありません。ただし離乳食の直後にほとんど授乳しないなら、離乳食の量を少し減らすか、授乳との間隔を空けて、母乳を求める余裕を作ってあげましょう。

以前より授乳量が減った。前に述べたとおり、離乳食が増えると授乳が少しずつ減るのは自然な流れです。1日ごとの量に一喜一憂するより、3〜7日の平均で見てください。よく遊び、おしっこのおむつが1日5〜6枚以上いつも通り出て、成長曲線に沿っていれば大丈夫です。

反対に、離乳食も授乳も両方が目に見えて減りながらぐったりしたり、尿が急に減ったり、体重が増えなかったりするときは、単なる食欲の問題でないことがあります。そのときは小児科で確認してもらうと安心です。

水分と鉄分、これは必ず意識して

中期からは水を少量、練習させてもよいです。ただし水は主な飲み物ではなく、食事のときに数口、コップに慣れる程度と考えてください。水を与えすぎると、かえって母乳・ミルクや離乳食の摂取が減ることがあるので、コップで少しずつにしましょう。

そしてこの時期いちばん気をつけたい栄養素は鉄分です。赤ちゃんが生まれたときに持っていた鉄の貯えは、生後6か月ごろにはほぼ底をつきます。とくに母乳育児の赤ちゃんは、母乳に鉄分が少ないため不足しやすいのです。だから中期の離乳食には、牛肉や鶏肉などの赤身肉、鉄分を強化したシリアル(ベビーシリアル)、卵黄、豆類をこまめに入れることが大切です。

💡 鉄分はビタミンCが多い野菜・果物と一緒に与えると吸収がよくなります。たとえば牛肉のおかゆにブロッコリーやズッキーニを添える、といった具合です。

ベビスナで授乳と離乳食のバランスを見る

離乳食と授乳を並行していると、「今日は合計何ml飲んだかな?」が分からなくなりがちです。ベビスナに離乳食と授乳を一緒に記録すると、1日に何回、どれくらい飲んだかがひと目で分かります。数日残すだけで、離乳食が増えるにつれ授乳がどう減っていくか流れが見え、家族で同じ記録を共有すれば、だれが与えても合計がそのままつながります。新しい食材のあとの反応も書いておくと、次の受診でも役立ちます。

よくある質問(FAQ)

Q: 中期離乳食のとき、1日の授乳量はどのくらいが目安ですか?
A: 授乳・離乳の支援ガイドでは、生後7〜8か月頃は離乳食を1日2回にし、母乳や育児用ミルクは離乳食のあとに与え、そのほかに母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回程度を目安としています。1歳までは母乳や育児用ミルクも大切な栄養源なので、急にやめないようにしましょう。

Q: 離乳食のあとすぐ授乳したほうがいいですか?
A: 授乳・離乳の支援ガイドでは、生後7〜8か月頃は母乳や育児用ミルクを離乳食のあとに与え、そのほかに母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回程度が目安とされています。離乳食の直前に満腹になるほど授乳すると離乳食をほとんど食べないので、そのタイミングは避けましょう。

Q: 離乳食を食べたらミルクを飲まないのですが大丈夫ですか?
A: たいてい正常です。離乳食でお腹を満たしたということだからです。よく遊び、おしっこがいつも通り出て、成長曲線のカーブに沿っていれば心配いりません。離乳食の量を少し減らすか、授乳との間隔を空けると、母乳を求める余裕が生まれます。

Q: 中期離乳食で鉄分がなぜ大切なのですか?
A: 生まれたときに持っていた鉄の貯えが生後6か月ごろにほぼ底をつくからです。とくに母乳育児の赤ちゃんは不足しやすいので、牛肉や鶏肉などの赤身肉、鉄強化シリアル、卵黄、豆類をこまめに入れましょう。ビタミンCの多い野菜と一緒に与えると吸収がよくなります。

参考文献

授乳量、もう覚えておかなくて大丈夫

授乳の時間・量・間隔を記録すると、1日のパターンが自動でまとまります。

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医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。