中期離乳食のミルク量ガイド|生後7〜9か月 離乳食2回と授乳量
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無料で始める離乳食を1日2回に増やすと、きっとこんな疑問がわいてきますよね。「じゃあ、母乳やミルクはもうどのくらい減らせばいいの?」 赤ちゃんがしっかり食べ始めると、なんだか授乳はグッと減らさなきゃと思ってしまうのに、いざ減らそうとすると栄養が足りるか心配になってしまいます。
先に結論からお伝えしますね。中期離乳食(生後7〜9か月)の今は、授乳を「減らす」時期ではなく、「保ちながらゆっくり見守る」時期です。なぜそうなのか、1日にどのくらいをどう分けて与えればいいのか、そして「離乳食を食べたらミルクを飲まなくなった」といったよくある心配まで、順番にお伝えします。
💡 結論から言うと、中期でも母乳とミルクがまだ赤ちゃんの主な栄養源です。離乳食を2回に増やしても、1日の授乳量は約600〜800ml(3〜4回)を保ち、無理に減らさず自然に減っていくようにしましょう。離乳食2回、では授乳はどのくらい減らす?
中期はふつう、離乳食を始めて1〜2か月ほどたち、1日1回をしっかり飲み込めるようになってから2回に増やす時期です。だいたい7か月前後ですね。豆腐くらいのやわらかさで、3〜4種類の食感を舌でつぶして食べる練習を始めます。
でも、離乳食が2回になったからといって授乳をグッと減らしてはいけません。この時期の赤ちゃんが得る栄養の大部分は、まだ母乳やミルクから来るからです。中期の離乳食はまだ「食べる練習と補い」であって、主食ではありません。ですから目標は「減らす」ことではなく、「保ちながら自然な減少を見守る」ことです。おおよその流れはこうです。
| 時期 | 離乳食 | 1日の総授乳量 | 授乳回数 |
|---|---|---|---|
| 初期後半 (6か月) | 1回 | 700〜900ml | 4〜5回 |
| 中期はじめ (7か月) | 2回 | 600〜800ml | 3〜4回 |
| 中期おわり (8〜9か月) | 2回 | 500〜700ml | 3〜4回 |
表の数字は平均的な目安で、正解表ではありません。大切なのは方向です。離乳食が増えるほど授乳量が少しずつ自然に下がるのは正常で、これは無理に作るものではなく、赤ちゃんがお腹いっぱいになった分だけ自分から母乳を求めなくなって起こる変化です。反対に「もう食べるから」と親が先に授乳をバッサリやめてしまうと、全体の摂取が足りなくなることがあります。
⚠️ 1歳までは1日最低500〜600mlの授乳を保ちましょう。離乳食をどれだけよく食べても、この時期の母乳・ミルクは鉄分・脂質・カロリーの大切な供給源なので、急にやめると栄養がぐらつくことがあります。離乳食のあとすぐ授乳? それとも別々に?
中期でよく迷うのが、離乳食と授乳の「間隔」です。大きく2つのやり方があります。
離乳食の直後に授乳をつなげる方法は、初期から移ったばかりの赤ちゃんにラクです。離乳食だけではまだお腹が満たされないので、食べさせたあとすぐ母乳やミルクで1回を仕上げます。赤ちゃんが離乳食を少し食べて終わる時期は、この方法で全体の摂取を安定して満たせます。
離乳食と授乳を別々に離す方法は、赤ちゃんの離乳食量が増えて1回をある程度食べるようになると、自然に移っていくやり方です。たとえば午前に離乳食を与え、2時間ほどたってお腹がすいたときに授乳を別に与えます。こうすると、あとで1日3回食に進むときの「食事は食事、ミルクはミルク」というリズムが先に整います。
正解はありません。ただ1つ、離乳食の直前に満腹になるほど授乳をすると赤ちゃんが離乳食をほとんど食べないので、そこだけ避けましょう。数日、赤ちゃんの反応を見ながらおうちに合う間隔を見つけてくださいね。
1日のスケジュール、こう組むとラクです
時間は目安です。赤ちゃんが早く起きたら全部を前に、昼寝が長ければ後ろにずらせば大丈夫。順番さえ守れば1日は大きくくずれません。離乳食2回+授乳3〜4回を1日にどう置くか、例で見てみましょう。
| だいたいの時間 | 内容 | そのときの考え方 |
|---|---|---|
| 午前7時ごろ (起床) | 母乳またはミルク | 夜の間に空っぽなので、まず満たします |
| 午前10時ごろ | 離乳食1回目 (+希望なら授乳) | 眠気が少なく機嫌のよい時間でよく食べます |
| 午後2時ごろ | 母乳またはミルク | 昼と夕の間の空いた時間を埋めます |
| 午後6時ごろ | 離乳食2回目 (+授乳で仕上げ) | 寝る直前でなければ問題ありません |
| 午後9時ごろ (就寝前) | 母乳またはミルク | 1日を締めくくる授乳です |
ご覧のとおり、離乳食が2回でも授乳は3回(起床・午後・就寝前)入っていますね。夜間授乳が残っている赤ちゃんなら1日4回になることもあります。こうすれば離乳食を進めながら、1日の総授乳量を自然に保てます。
「離乳食を食べたらミルクを飲まない」心配になりますよね
中期に本当によく聞く2つの心配があります。どちらもたいてい正常なので、安心してくださいね。
離乳食を食べさせたらミルクを飲まなくなった。これは赤ちゃんが離乳食でお腹を満たしたということです。全体の摂取が大きく足りないのでなければ問題ありません。ただし離乳食の直後にほとんど授乳しないなら、離乳食の量を少し減らすか、授乳との間隔を空けて、母乳を求める余裕を作ってあげましょう。
以前より授乳量が減った。前に述べたとおり、離乳食が増えると授乳が少しずつ減るのは自然な流れです。1日ごとの量に一喜一憂するより、3〜7日の平均で見てください。よく遊び、おしっこのおむつが1日5〜6枚以上いつも通り出て、成長曲線に沿っていれば大丈夫です。
反対に、離乳食も授乳も両方が目に見えて減りながらぐったりしたり、尿が急に減ったり、体重が増えなかったりするときは、単なる食欲の問題でないことがあります。そのときは小児科で確認してもらうと安心です。
水分と鉄分、これは必ず意識して
中期からは水を少量、練習させてもよいです。ただし水は主な飲み物ではなく、食事のときに数口(1日30〜60mlほど)コップに慣れる程度と考えてください。水を与えすぎると、かえって母乳・ミルクや離乳食の摂取が減ることがあるので、コップで少しずつにしましょう。
そしてこの時期いちばん気をつけたい栄養素は鉄分です。赤ちゃんが生まれたときに持っていた鉄の貯えは、生後6か月ごろにはほぼ底をつきます。とくに母乳育児の赤ちゃんは、母乳に鉄分が少ないため不足しやすいのです。だから中期の離乳食には、牛肉や鶏肉などの赤身肉、鉄分を強化したシリアル(ベビーシリアル)、卵黄、豆類をこまめに入れることが大切です。
💡 鉄分はビタミンCが多い野菜・果物と一緒に与えると吸収がよくなります。たとえば牛肉のおかゆにブロッコリーやズッキーニを添える、といった具合です。ベビスナで授乳と離乳食のバランスを見る
離乳食と授乳を並行していると、「今日は合計何ml飲んだかな?」が分からなくなりがちです。ベビスナに離乳食と授乳を一緒に記録すると、1日の総授乳量が目安(600〜800ml)に収まっているかひと目で分かります。数日残すだけで、離乳食が増えるにつれ授乳がどう減っていくか流れが見え、家族で同じ記録を共有すれば、だれが与えても合計がそのままつながります。新しい食材のあとの反応も書いておくと、次の受診でも役立ちます。
よくある質問(FAQ)
Q: 中期離乳食のとき、1日の授乳量はどのくらいが目安ですか?
A: 生後7〜9か月は離乳食を2回にしても、1日約600〜800ml、3〜4回の授乳を保つのがよいです。8〜9か月に近づくと500〜700mlへ自然に減ることもあります。1歳までは母乳・ミルクが主な栄養源なので、最低500〜600mlは維持してください。
Q: 離乳食のあとすぐ授乳したほうがいいですか?
A: 決まった正解はありません。離乳食だけではお腹が満たされない時期は直後に授乳をつなげて1回を仕上げ、量が増えたら授乳を別に与えます。ただし離乳食の直前に満腹になるほど授乳すると離乳食をほとんど食べないので、その間隔だけ避けましょう。数日、反応を見て間隔を見つけてください。
Q: 離乳食を食べたらミルクを飲まないのですが大丈夫ですか?
A: たいてい正常です。離乳食でお腹を満たしたということだからです。1日の総授乳量が500〜600mlを大きく下回らなければ心配いりません。離乳食の量を少し減らすか、授乳との間隔を空けると、母乳を求める余裕が生まれます。
Q: 中期離乳食で鉄分がなぜ大切なのですか?
A: 生まれたときに持っていた鉄の貯えが生後6か月ごろにほぼ底をつくからです。とくに母乳育児の赤ちゃんは不足しやすいので、牛肉や鶏肉などの赤身肉、鉄強化シリアル、卵黄、豆類をこまめに入れましょう。ビタミンCの多い野菜と一緒に与えると吸収がよくなります。
参考文献

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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