イヤイヤ期・かんしゃくの対処法:なぜ起きる?その場の対応と減らし方
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無料で始めるスーパーの床に寝転がって叫ぶわが子を見ると、「甘やかしすぎたかな」と冷や汗が出ますよね。でも、かんしゃくはしつけの問題ではありません。1〜3歳なら誰もが通る、ごく正常な脳の発達過程なのです。
💡 よくある誤解:「かんしゃくに応じると甘やかしになる」→ 事実:かんしゃくは自己コントロールを担う脳がまだ育っていないために起きる正常な発達です。どう反応するかが頻度を左右します。「しつけの問題」ではありません
かんしゃくの本当の理由は二つです。
- 言葉で表現できないから:伝えたい気持ちはあふれるのに、語彙が足りず体で爆発させます。
- 自己コントロールの脳が未熟だから:衝動を抑える前頭前野はまだ育っている途中で、いらだちを自分で鎮めるのが難しいのです。
つまりかんしゃくは親を操る「手口」ではなく、感情の調整を学ぶ過程です。これを知ると対応がぐっと落ち着きます。
いつが一番ひどく、いつ終わる?
かんしゃくはたいてい1歳ごろに始まり、18〜24か月でピークを迎え、言葉が出て自己コントロールが育つ満3歳以降に少しずつ減っていきます。この時期は多くの子がほぼ毎日一度はかんしゃくを起こしますが、これも正常の範囲です。
終わりが見えると知るだけで気持ちが軽くなります。今のかんしゃくは「問題行動」ではなく「過ぎていく発達段階」です。
かんしゃくの最中は、こうしましょう
爆発中の子に説得は通じません。その場ではこの順で動きましょう。
1. まず安全を確保
- ぶつかる物を片づけ、危険な場所なら静かな所へ抱いて移します。
2. 自分こそ落ち着く
- 一緒に怒るのは火に油です。一拍おいて低い声を保ちます。
3. 関心を与えすぎない
- なだめて要求を聞いたり長く説得すると、かえって強化されます。そばで静かに待ちます。自傷や危険があれば、何も言わず抱いて落ち着かせます。
4. 落ち着いたら気持ちに名前を
- 鎮まったら「おもちゃがもらえなくて悲しかったね」と気持ちを言葉にします。これが次の自己コントロールを教える鍵です。
絶対にしてはいけないこと
よかれと思った行動が、かえってかんしゃくを育てることがあります。
- 要求に応じて折れる:「今回だけ」が、かんしゃくは通用すると学ばせます。
- 一緒に叫ぶ・体罰する:子はさらに興奮し、感情の調整を学べません。
- 最中に長く説明・交渉する:興奮状態では言葉が届きません。落ち着いた後に回します。
そもそも起きにくくする方法
かんしゃくの多くは空腹と疲れが引き金です。予防が半分を占めます。
- 食事と昼寝の時間を一定に、外出にはおやつを持ちます。
- 一日の流れを予測できるようにします。
- 「赤いコップと青いコップ、どっち?」のように小さな選択肢を与えます。
- 切り替えの前に予告します。「5分後にお片づけだよ」のように。
息を止めて青くなります
激しく泣くうちに息を一瞬止め、唇が青く、あるいは青白くなって、ぐったりする子もいます。憤怒けいれん(息止め発作)と呼ばれ、たいてい6か月〜6歳に見られ、ふつうは無害です。数秒で自然に息が戻り、すぐ普段どおりに回復します。
ただし初めての場合は、ほかの原因がないか、鉄分不足(貧血)との関連がないか、一度受診して確認すると安心です。
こんなときは小児科に相談を
ほとんどのかんしゃくは時間が解決しますが、次は専門家の評価が必要なサインです。
⚠️ 満3歳を大きく過ぎても非常に頻繁で激しいとき、自分や他人を傷つけるとき(頭突き・噛みつきが続く)、けいれんや呼吸困難を伴うとき、頭痛・腹痛を伴うとき、発達の遅れが疑われるとき → 小児科や発達の専門家に相談しましょう。ベビスナでかんしゃくのパターンを見る
いつかんしゃくを起こすか記録しておくと、空腹や昼寝などの引き金が見えてきます。
- かんしゃくの時間と状況を簡単にメモ
- 睡眠・食事の記録と重ねて引き金を探す
- 数日単位のパターンで予防ポイントを把握
よくある質問(FAQ)
Q: かんしゃくは甘やかして育てたせいですか?
A: いいえ。かんしゃくは1〜3歳なら誰もが通る正常な発達過程です。伝えたいことを語彙で表現できず、衝動を抑える前頭前野がまだ未熟なため、いらだちが体で爆発するのです。親を操る手口ではなく、感情の調整を学ぶ段階です。
Q: かんしゃくの最中はどうすればよいですか?
A: まずぶつかる物を片づけて安全を確保し、一緒に怒らず落ち着きを保ちます。なだめて要求を聞いたり長く説得するとかえって強化されるので、そばで静かに待ちます。落ち着いたら「悲しかったね」と気持ちを言葉にすると、次の自己コントロールを教えられます。危険があれば静かに抱きます。
Q: かんしゃくは何歳まで続きますか?
A: たいてい1歳ごろに始まり、18〜24か月で最もひどく、言葉が出て自己コントロールが育つ満3歳以降に少しずつ減ります。この時期はほぼ毎日一度のかんしゃくも正常の範囲です。過ぎていく発達段階だと覚えておくと、対応がぐっと楽になります。
Q: かんしゃくで息を止めて青くなりますが大丈夫ですか?
A: 憤怒けいれん(息止め発作)で、たいてい6か月〜6歳に見られ、ふつうは無害です。数秒で自然に息が戻り、すぐ回復します。ただし初めての場合は、ほかの原因や鉄分不足(貧血)との関連がないか、一度受診して確認すると安心です。
参考文献

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