抱っこ紐・ベビーカー選び方ガイド:種類比較と月齢別おすすめ総まとめ
抱っこ紐とベビーカーは育児の必需品ですが、種類が多すぎてどれを選べばいいか迷いますよね。ラップ、SSC、スリングなどの抱っこ紐4種類と、A型・B型・AB型ベビーカーの違い、安全基準や月齢別のおすすめまで、この記事でまるごと解説しますよ。
抱っこ紐はいつから使える?
抱っこ紐の種類によっては、新生児(約3.5kg以上)から使用できます。
- ラップ: 新生児から可能 — 伸縮性のある布で密着して包む
- SSC(バックル式抱っこ紐): 新生児インサート使用で生後すぐから、最近はインサート不要で3.5kgから使えるモデルも
- リングスリング: 新生児から使えますが、正しい着用方法の習得が必須
- メイタイ: 調節式シートパネル付きなら新生児から対応
抱っこ紐の種類別比較
抱っこ紐は大きく4つのタイプに分けられます。
1. ラップ(Wrap)
- 長い布を体に巻いて赤ちゃんを抱っこする方式
- 新生児に最も密着感があり、子宮の中にいるような安心感を与えます
- 巻き方にコツが必要で、慣れるまで練習が必要
- 新生児〜12ヶ月が最適
2. SSC(バックル式キャリア)
- バックルとストラップで固定する最も一般的なタイプ
- 装着が簡単で体重分散に優れ、長時間の使用に向いています
- 前向き、対面、腰、おんぶなど複数のポジションに対応
- 新生児〜36ヶ月(最大48ヶ月)まで使用可能
3. リングスリング(Ring Sling)
- 長い布と2つのリングを使い、片方の肩にかける方式
- 素早く着脱でき、授乳時にも便利
- 片側に重さが集中するため、長時間使用だと肩が疲れやすい
- 新生児〜18ヶ月が最適
4. メイタイ(Mei Tai)
- アジアの伝統的なキャリアが原型、広いパネルと紐で構成
- ラップの密着感とSSCの利便性を組み合わせた形
- 新生児〜36ヶ月まで使用可能
| 種類 | 装着のしやすさ | 密着感 | 長時間の快適さ | 対象月齢 |
|---|---|---|---|---|
| ラップ | 難しい | 最高 | 普通 | 0〜12ヶ月 |
| SSC | 簡単 | 良い | 最高 | 0〜36ヶ月+ |
| リングスリング | 普通 | 良い | 普通 | 0〜18ヶ月 |
| メイタイ | 普通 | 良い | 良い | 0〜36ヶ月 |
抱っこ紐の安全基準:M字姿勢とT.I.C.K.S.ルール
抱っこ紐を使うとき、必ず押さえておきたい2つの安全基準があります。
M字姿勢(IHDI推奨)
国際股関節形成不全研究所(IHDI)は、赤ちゃんの股関節の健康的な発達のためにM字姿勢を推奨しています。
- 赤ちゃんの膝がお尻より少し高い位置にあること
- 両太ももが60〜120度の角度で開いていること
- シートパネルが太もも全体をしっかり支えていること
- 特に生後6ヶ月未満で最も重要な姿勢
T.I.C.K.S. 安全チェックリスト
抱っこ紐を装着するたびに、この5つを確認しましょう。
- T(Tight) — 抱っこ紐をしっかり締めて、赤ちゃんがずり落ちないように
- I(In view) — 赤ちゃんの顔が常に見える状態に
- C(Close enough to kiss) — 頭を少し下げれば赤ちゃんのおでこにキスできる高さに
- K(Keep chin off chest) — あごが胸につかないように(あごの下に指1本分の隙間)
- S(Supported back) — 赤ちゃんの背中が自然なCカーブで支えられていること
ベビーカーの種類別比較
日本ではA型、B型、AB型の3つに分類されます。
1. A型ベビーカー
- 生後1ヶ月から使える、最も安定性の高いタイプ
- リクライニングが150度以上で、赤ちゃんを寝かせて乗せられる
- 振動吸収性に優れ、赤ちゃんの体をしっかり守る
- 重め(6〜10kg)で折りたたんでもかさばる
2. B型ベビーカー
- 首や腰が座る生後7ヶ月頃から使用可能
- 軽量(3〜5kg)でコンパクト、持ち運びやすい
- A型に比べて価格がリーズナブル
- リクライニングは制限的で、新生児には使えない
3. AB型ベビーカー
- A型の安全性とB型の軽さを兼ね備えたタイプ
- 生後1ヶ月から使え、比較的軽量(5〜7kg)
- 現在の日本市場で最も人気のカテゴリ
- 長期間買い替えなしで使えるのがメリット
| 種類 | 重さ | 使用開始時期 | リクライニング | 走行安定性 | 携帯性 |
|---|---|---|---|---|---|
| A型 | 6〜10kg | 生後1ヶ月〜 | 150度以上 | 最高 | 低い |
| B型 | 3〜5kg | 7ヶ月頃〜 | 制限的 | 普通 | 最高 |
| AB型 | 5〜7kg | 生後1ヶ月〜 | 150度以上 | 良い | 良い |
ライフスタイル別選び方ガイド
都市部のマンション暮らし、電車移動が多い
- 抱っこ紐: SSC(バックル式)がおすすめ — 素早く装着、エスカレーターも安全
- ベビーカー: AB型がおすすめ — 折りたたみやすく、電車やバスでも扱いやすい
郊外の戸建て、車移動がメイン
- 抱っこ紐: SSCまたはメイタイ
- ベビーカー: A型がおすすめ — 車のトランクに余裕あり、公園の散歩道でも安定
旅行が多い家族
- 抱っこ紐: ラップまたはリングスリング — 軽くてかさばらない
- ベビーカー: B型(軽量タイプ) — 機内持ち込み可能なモデルを確認
双子や年子の場合
- 抱っこ紐: 前と後ろ同時に使えるSSCモデル
- ベビーカー: 2人乗りベビーカー(縦型または横型)
月齢別おすすめの組み合わせ
新生児〜3ヶ月: ラップまたはSSC(インサート付き) + A型ベビーカー
- この時期は密着感と安定性が最も大切ですよ
4〜6ヶ月: SSC + A型またはAB型ベビーカー
- 首がすわり始めると、抱っこ紐の選択肢が広がります
7〜12ヶ月: SSC(おんぶ対応) + AB型ベビーカー
- 好奇心が旺盛になり、前向き抱っこを好む赤ちゃんも
12ヶ月以上: SSC + B型ベビーカーを追加
- 歩き始めたら、乗り降りしやすい軽量ベビーカーが便利ですよ
季節ごとの使い方のコツ
春・秋
- 抱っこ紐もベビーカーも最も快適に使えるシーズン
- 風よけカバーをベビーカーにつけると体感温度を調整しやすい
夏(暑い時期)
- 抱っこ紐: メッシュ素材を選び、30分ごとに赤ちゃんの体温をチェック
- ベビーカー: 通気性の良い生地と大きめのキャノピーを確認
- 日傘やクリップ式ファンを活用しましょう
冬(寒い時期)
- 抱っこ紐: ママコートや抱っこ紐用防寒カバーを活用
- ベビーカー: フットマフを装着、厚いブランケットよりもレイヤリングがおすすめ
- 赤ちゃんの顔を布で覆わないように注意(窒息のリスク)
購入前チェックリスト
抱っこ紐を選ぶときの確認ポイント:
- IHDI 股関節ヘルシー認定の有無
- 対応体重の範囲(最小〜最大)と抱っこポジション数
- 肩ストラップのパッドの厚さとウエストベルトの幅
- できれば店頭で試着してから購入
ベビーカーを選ぶときの確認ポイント:
- リクライニング角度(新生児用は150度以上)
- 折りたたみサイズ(車のトランク、玄関に収まるか)
- タイヤのサイズとサスペンション(よく通る道の状態に合わせて)
- SG基準適合(日本)の確認
ベビスナで成長に合わせたお出かけ準備
ベビスナアプリを活用すると、抱っこ紐やベビーカー選びがもっと楽になりますよ。
- 成長記録: 体重・身長の変化を追跡して、抱っこ紐の対応体重内かすぐ確認
- AI健康分析: お出かけ後の赤ちゃんの体調変化を記録し、AIで分析・チェック
- 発達段階の確認: 首すわり、腰すわりなどのマイルストーンを記録して、ベビーカーの切り替え時期を判断
- お出かけメモ: どの移動手段を使ったかメモしておくと、ご家族に合った組み合わせが見つかりますよ
参考文献

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