新生児が夜中にうなるのは大丈夫? よくある原因と受診の目安
赤ちゃんの健康を写真1枚で確認
無料で始める暗い部屋で、うなったりフガフガしたりする赤ちゃんの隣にいると、こちらまで目が冴えてしまいますよね。「ううん…」という声のひとつひとつに耳をすませて、息を止めるようにして「どこか苦しいのかな」と心配になる…そのお気持ち、よくわかります。でも、少し安心してくださいね。新生児は思った以上に寝ているときに音を出すもので、そのうなりの多くはごく自然なことなんです。本当に大事なのは音そのものではなく、赤ちゃんの顔色、呼吸のがんばり具合、そしていつも通り飲めているか。この3つを心にとめておくと、夜の音もずっと怖くなくなりますよ。
実は、うなりのほとんどは正常です
新生児は、わたしたちが思うよりずっと寝言の多い赤ちゃんです。鼻の通り道がとても細いので、少し鼻がつまっただけでもグーグー、フガフガと大きく聞こえます。おならをするときや、うんちを出そうといきむときにもうなります。さらに浅い眠りと深い眠りを一晩中行ったり来たりするので、眠ったまま顔をしかめたり、ちょっとぐずったりするのも、とてもよくあることなんですよ。
ですから、音が出てもすぐ静かになり、顔色がピンクでよく、呼吸のとき胸が大きくへこまず、いつも通り飲めているなら、たいていは心配のいらない範囲です。ただ、赤ちゃんは状態が早く変わることがあるので、音だけで安心せず、全体の様子も一緒に見てあげてくださいね。
ただのうなり?それとも呼吸が苦しい?
ここがいちばん迷うところですよね。見る順番はこうです。まず顔色を見て、次に呼吸のとき胸とお腹がラクに動いているかを見て、最後に飲めるかを見ます。うんちを出そうとして一瞬「うっ」とうなるのと、息を吐くたびに「うーうー」と続くのは、別のものとして見てくださいね。後者は赤ちゃんが息をするのに苦労しているサインのことがあり、早めの確認が必要なんです。
| 家で見られることが多い様子 | よく見てあげたい様子 |
|---|---|
| 音が短く出て、また静かになる | 息を吐くたび、ほぼ毎回うなる |
| 顔色がピンクで、反応がよい | 青白い、青っぽい、ぐったりしている |
| いつも通り飲める | 息が上がって何度も止まる、ほとんど飲めない |
| 胸とお腹がラクに動いている | あばらの間、のどの下、みぞおちの下がへこむ |
| 抱くと落ち着き、ラクそうに見える | 抱いてもずっと苦しそう |

呼吸がとても速く見える、鼻の穴が広がる、頭をうなずくように動かして息をする、こんなときは単なる寝ぐせと片づけないでくださいね。
迷わずすぐ連絡してほしいとき
夜中に「今すぐ行くべき?もう少し様子を見る?」と迷ったときは、安全なほうに動くのが正解です。次のうちどれか1つでも見られたら、まず119を呼ぶか、すぐ救急へ向かってください。
- くちびるや舌が青っぽい
- 息を吐くたびにうなる
- あばらの間やみぞおちの下が何度もへこむ
- ぐったりして、起こしても起きにくい
- おっぱいやミルクがほとんど飲めない
- 呼吸がとても速く、ひと目で苦しそう
ここまでではなくても、朝まで待たずに今日のうちに小児科へ連絡したいときもあります。うなりが一晩じゅう続く、飲む量が減る、おしっこの回数が減る、体温がいつもと違う、いつもよりぐったりして見える、こんなときです。とくに生後2ヶ月未満の赤ちゃんは、発熱や呼吸の変化が一緒にあると、早めに確認してもらうほうが安心ですよ。
⚠️ 連れて行くかどうか迷うくらいなら、もう連絡してよいタイミングのことが多いです。とても苦しそうなときは、自分で車を運転して向かおうとして遅れるより、先に119を呼んでくださいね。今夜、家でまず見ること
眠くてくたくたな夜中は、見る項目が少ないほどラクです。たった4つだけ見ましょう。1つめは顔色、2つめは呼吸が苦しそうか、3つめは飲めているか、4つめはおしっこが出ているか。鼻づまりのように聞こえても、顔色が悪い・飲みにくそう・胸がへこむなら、様子見のほうへ傾かないでくださいね。
家でもう少し見てよいのは、音が短く、抱くと少しラクになり、よく飲み、顔色がよく、胸がへこまないときです。逆に、うなりが増えたり、呼吸が速くなったり、飲む量が減ったりしたら、無理に粘らず連絡しましょう。
大人が2人いるなら、1人は赤ちゃんを抱いて顔色と呼吸を見て、もう1人が時間と飲んだ量、最後のおしっこをメモしたり病院に電話したりすると、判断が速くなります。1人のときは、メモより連絡が先です。短い動画を残すのはよいのですが、その撮影のために119や受診が遅れてはいけません。苦しそうな赤ちゃんに、無理に飲ませ続けるのもやめてくださいね。
病院ではこう見ます
病院では、まず今この子がどのくらい落ち着いているかを確認します。1分間の呼吸数、酸素の状態、胸がへこむか、体温、鼻づまりや感染のサイン、飲めているかを見ます。ある赤ちゃんは正常な音や単なる鼻づまりですが、別の赤ちゃんでは肺や気道の問題、感染、脱水などの原因を確かめる必要があることもあります。
お母さんが病名を当てる必要はまったくありません。いつから始まったか、息を吐くたびに繰り返したか、飲む量が減ったか、顔色が変わったか、おしっこが減ったか。これを順番に伝えるだけで、診察にとても役立ちます。短い動画があれば見せてくださいね。なくても診察が遅れることはないので、ご安心を。
なお、生後28日ごろまでで38.0℃以上の発熱があるときは、呼吸が落ち着いて見えても、時間帯にかかわらず早めに受診先を決める必要があります。RSウイルスなどの感染症では、最初は鼻水だけでも数日して呼吸が悪くなることがあるので、「いつもと違う」という保護者の感覚は大事なサインですよ。
受診前にアプリへ残したいこと
- うなりが目立った時刻、授乳との前後関係、何分くらい続いたかを記録する
- 落ち着いているときの呼吸数を1分数えて残す
- 胸のへこみ、鼻のふくらみ、顔色、飲めた量、おしっこの回数、体温をメモする
よくある質問
Q: 新生児が夜にうなるのは、よくあることですか?
A: あります。顔色がよく、しっかり飲めていて、胸のへこみや強い鼻のふくらみがなければ、便やガス、浅い眠り、軽い鼻づまりで短くうなることがあります。ただし、息を吐くたびに続くうなりは、呼吸が苦しいサインのことがあります。
Q: 新生児がフガフガ、うーうー言うのは普通ですか?
A: 眠りが浅いとき、鼻づまり、便やガスでお腹に力が入るときに、フガフガ、うーうーと聞こえることはあります。ただし、胸がへこむ、呼吸が速い、顔色が悪い、飲めないといった様子があれば、単なる寝ている音とは考えず受診の目安になります。
Q: うなるのと呼吸が苦しいのは、どう見分けますか?
A: 音だけでは分けにくいので、見た目を見ます。呼吸が速い、胸やみぞおちがへこむ、鼻の穴が広がる、飲めない、顔色が悪い、ぐったりしているなら、呼吸が苦しい可能性があります。まず色、胸、飲み方の順で確認すると判断しやすいです。
Q: 新生児のうなりで、夜中でも病院や119を考えるのはどんなときですか?
A: くちびるや舌、顔色が青い、呼吸のたびに胸がへこむ、息を吐くたびにうなる、呼吸がとても速い、飲めない、ぐったりして起きない、呼吸が長く止まるときは119です。そこまでではなくても、授乳のたびに苦しそう、起きているときもうなりが増える、発熱や咳を伴うときは朝まで待たずに小児科へ相談してください。生後28日ごろまでで38.0℃以上の発熱があるときも、時間帯にかかわらず早めに受診先へ連絡します。
参考資料

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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