赤ちゃんのうんちに血・黒い便・白い便が見えたら 受診の目安と記録ポイント

公開日: 2026-03-13最終確認日: 2026-03-13ベビスナ育児コンテンツチーム10 で読めます

おむつを開けて「赤い」「黒い」「白い」と気づいたら、原因を考える前に受診の優先度を決めます。

  1. 今すぐ119かを先に見る:ぐったり、呼吸が苦しそう、顔色が悪い、何度も吐く、血が多い、便全体が真っ赤に近い、ゼリー状の血便、激しく泣いておなかを痛がる、おなかが張る。
  2. 次に今日中に小児科へ連絡する便かを見る白・灰色・クリーム色、胎便の時期を過ぎたあとのタールのような黒い便、少量でも初めての血便、血や粘液が続くとき。
  3. 連絡前に短く記録する:写真、出た時間、今日何回目か、授乳とおしっこ、機嫌。この順で十分です。

保護者が原因を言い当てる必要はありません。迷ったら「いつもと違う色です」「血が見えます」と、そのまま小児科に伝えて大丈夫です。

赤ちゃんの危険なうんち まず何を見ればいい?

まずは便の色だけでなく、赤ちゃんの様子を見ます。下の表で今すぐ動くかを決めてください。

見た目や様子考えたいこと行動
血が多い、便全体が赤い、ゼリー状の血便、ぐったり、強い腹痛、繰り返す嘔吐急いで診てもらう必要がある状態です119
白っぽい、灰色、クリーム色の便胆汁が便に出にくい病気が隠れることがあります元気そうでもその日のうちに小児科へ連絡
胎便の時期を過ぎたあとの、タールのように真っ黒でねっとりした便上のほうの消化管からの出血が疑われることがあります当日中に連絡。様子が悪ければ119
鮮やかな赤い血が少量つく、すじ状につく肛門のきずでも起こりますが、見た目だけでは決められません初回は当日中に相談。増える、続く、機嫌が悪いなら早めに受診
透明や白っぽい粘液が少しだけ、1回だけ一時的な刺激でも見えることがあります元気でも記録を残す。続く、血・発熱・下痢があれば当日連絡

迷ったまま待つより、白・黒・血のどれかに当てはまった時点で電話するほうが安全です。

小児科に電話する前に 保護者が記録したいこと

電話では長い説明より、短い情報が役立ちます。1分でまとまる内容で十分です。

  • 先にやること:明るい場所で便の写真を1〜2枚撮る
  • 次に書くこと:いつ出たか、今日何回目か
  • 色の伝え方:赤は表面につくか混じるか、黒は真っ黒でねっとりか、白は白・灰色・クリーム色のどれに近いか
  • 体調で添えること:発熱、嘔吐、授乳量、おしっこの回数、機嫌

2人いるなら、1人は赤ちゃんを見る、もう1人は写真と電話を担当すると動きやすいです。赤ちゃんの様子が悪いときは、記録より受診を優先してください。

赤ちゃんのうんちに血が少しだけ それでも受診したほうがいい?

はい。少量でも初めてならその日のうちに小児科へ相談するほうが安全です。

少量の鮮血は、便秘ぎみのあとや肛門の小さなきずでも見えます。ただ、家では原因を決めきれません。次のどれかがあれば待たずに受診を急ぎます。

  • 血が増える、何度も続く
  • 粘液が混じる
  • 発熱がある
  • ミルクや母乳の飲みが悪い
  • 顔色が悪い、何度も吐く、おなかを痛がる

食べ物で赤く見えることもありますが、乳児では見分けにくいことがあります。自己判断で終えず、写真を見せて相談してください。

黒いうんちと白いうんち 受診を急ぐ理由

生後すぐの数日の黒い胎便は普通です。けれども、その時期を過ぎてからのタールのような黒い便は、普通の色変化として待たないほうが安全です。

白・灰色・薄いクリーム色の便は、赤ちゃんが元気そうでも見逃したくないサインです。月齢が小さいほど急ぎます。母子健康手帳の便色カードがあれば、近い色かをすぐ確認してください。

  • 黒い便:胎便の時期を過ぎているなら当日中に連絡
  • 白っぽい便:1回でもその日のうちに連絡
  • 顔色不良、ぐったり、嘔吐がある:ためらわず119

次の便で戻っても、最初の写真が診断の手がかりになることがあります。

粘液うんちは家で様子見していい?

少量の粘液が1回だけで、普段どおり飲めていて、熱もなく、機嫌もよければ、すぐ119が必要でないことがあります。

ただし、家で見てよい条件がそろっているかを先に確認します。

  • 家で見てよい目安:1回だけ、少量、血がない、発熱がない、元気がある
  • 当日中に相談:何回も続く、下痢が増える、血が混じる、発熱する、体重が増えにくい、おしっこが減る
  • すぐ受診を急ぐ:ぐったり、飲めない、顔色が悪い、強い腹痛、繰り返す嘔吐

受診時は、最近のミルク変更、家族の胃腸炎、便の回数変化を一緒に伝えると判断の助けになります。

アプリで残しておくと役立つこと

  • 便の写真を日付つきで残すと、血、黒い便、白い便、粘液の変化を受診時にそのまま見せやすくなります。
  • 血、黒、白、粘液が出た回数と、そのときの授乳量、おしっこ、機嫌を一緒に記録できます。
  • 記録は受診の助けになりますが、ぐったり、呼吸が苦しそう、血が多いときは記録より先に受診や119を優先してください。

よくある質問

Q: 赤ちゃんのうんちに血が少し混じったら、すぐ病院に行くべきですか?
A: 少量でも初めてなら、その日のうちに小児科へ相談するのが安全です。繰り返す、量が増える、機嫌が悪い、嘔吐や発熱があるときは早めに受診します。血が多い、ぐったりしている、強い腹痛があるときは119です。

Q: 白いうんちは便色カードでどう見ればいいですか?
A: 母子健康手帳の便色カードで、白、灰色、薄いクリーム色に近くないかを見ます。近いと感じたら、元気そうでもその日のうちに小児科へ連絡してください。迷う色でも写真を残しておくと伝わりやすいです。

Q: 黒いうんちはどんなときに危ないですか?
A: 生まれてすぐの胎便は黒くても普通です。ただし、その時期を過ぎてからの、タールのように真っ黒でねっとりした便は要注意です。当日中に相談し、顔色不良、ぐったり、嘔吐があれば119を考えます。

Q: 粘液便の写真は受診前に撮ったほうがいいですか?
A: はい。粘液の量や色、血が混じるかが伝わりやすくなるので、写真は役立ちます。あわせて、回数、発熱、授乳量、おしっこの回数、機嫌もメモしておくと、小児科が判断しやすくなります。

参考情報

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医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。