新生児黄疸ガイド:60%の赤ちゃんに現れる症状と治療法
公開日: 2025-04-28•最終確認日: 2025-04-28•ベビスナ育児コンテンツチーム•4分 で読めます
新生児黄疸は、生後1週間以内に赤ちゃんの60%以上に見られる一般的な現象です。肌や白目が黄色くなる症状で、ほとんどは正常な生理的黄疸ですが、治療が必要な場合もあります。AAP 2022年ガイドラインに基づいてご説明します!
新生児黄疸とは?
黄疸は、血液中のビリルビン値が高くなり、肌や目が黄色くなる現象です。
ビリルビンとは?
- 赤血球が分解される際に生成される黄色い色素
- 新生児は赤血球の寿命が短くビリルビンが多く生成される
- 未熟な肝臓がビリルビンを処理しきれず蓄積
黄疸の種類
生理的黄疸(正常)
- 生後2〜3日に現れる
- 1〜2週間以内に自然消失
- ほとんどの新生児に該当
- 治療不要
病的黄疸(注意が必要)
- 生後24時間以内に発生
- ビリルビン値が非常に高い
- 2週間以上持続
- 原因治療が必要な場合も
黄疸の確認方法
目視確認法
- 明るい自然光で観察
- 赤ちゃんの額や鼻を軽く押す
- 手を離したときの肌色を確認
- 黄色なら黄疸の可能性
進行パターン
黄疸は通常、上から下へ進行します:
- 顔→胸→お腹→足→手のひら/足の裏
手のひらや足の裏まで黄色い場合、重度の黄疸の可能性があります。
リスク要因
重度の黄疸リスクが高い場合:
- 35週未満の早産児
- ABO血液型不適合(母親O型、赤ちゃんA型またはB型)
- Rh血液型不適合
- 兄姉が光線療法を受けた場合
- 頭血腫やひどいあざ
- 母乳育児がうまくいかない場合
- 東アジア人種
黄疸の治療
光線療法
- 特殊な青い光がビリルビンを分解
- 病院または自宅で可能
- 目の保護が必要
- 安全で効果的な治療
交換輸血
- 非常に重症の場合のみ
- 赤ちゃんの血液を新しい血液に交換
- まれに必要
家庭でできること
- 頻繁に授乳(1日8〜12回)
- 授乳がうまくいっているか確認
- おむつの数を確認(十分な摂取の目安)
- 日光浴は推奨されません(効果なく危険)
母乳育児と黄疸
母乳育児黄疸
- 授乳が不十分なときに発生
- 解決策:より頻繁に授乳
母乳黄疸
- 生後1〜2週間で開始
- 母乳の成分が原因
- 通常無害で母乳育児継続可能
- 数週間〜数ヶ月続くことも
病院に行くべきとき
以下の症状があればすぐに受診:
- 生後24時間以内に黄疸が発生
- 黄疸が手のひら/足の裏まで広がる
- 赤ちゃんがぐったりしている
- 甲高い泣き声
- 首が後ろに反る
- 授乳を拒否、またはうまく吸えない
- 発熱がある
- 2週間以上黄疸が続く(正期産児)、3週間以上(早産児)
長期的な影響
ほとんどの場合
- 正常な発達
- 後遺症なし
重度の黄疸が未治療の場合(まれ)
- 核黄疸(脳障害)
- 聴力障害
- 脳性麻痺
→ 早期発見と治療が重要です!
ベビスナで黄疸管理
- 授乳回数と量を記録
- おむつの数を追跡(十分な授乳の確認)
- 肌色の変化を写真記録(AI肌分析活用)
- 医師との相談時に記録を共有
参考資料:

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