赤ちゃんの指しゃぶり・おしゃぶり卒業:時期と方法の完全ガイド
成長の記録を残しておきましょう
無料で始める赤ちゃんが指やおしゃぶりをチュッチュッと吸う姿は、本当にかわいいですよね。でもその姿を見ながら、ふと「これっていつまで大丈夫なのかな?歯によくないって聞いたけど…」と気になってしまいませんか。私もそうでした。まずは安心していただきたいのですが、吸うことは赤ちゃんにとってごく自然なことなんです。多くの子は2〜4歳の間に自分から卒業しますし、永久歯のことを考えてやめるなら、遅くとも4歳前がよいと専門家は見ています。ここからは、吸うことがなぜ自然なのか、おしゃぶりのいいところと気になるところ、卒業の時期と方法、そして絶対にしてはいけないことまで、ゆっくりお話ししますね。
吸うことは、赤ちゃんにとても自然なことです
じつは吸いたい気持ちは、赤ちゃんが生まれる前、お腹の中にいるときから持っている本能なんです。超音波で指をチュッチュッと吸う赤ちゃんが見えるのも、そのためですよ。吸うことは、ただ何かを食べるためではなく、赤ちゃんが自分で気持ちを落ち着かせる方法なんです。
お腹が空いていなくても、眠いとき、不安なとき、退屈なときに吸って心を落ち着けます。だから無理にやめさせると、赤ちゃんはかえって不安になってしまうことがあるんです。とくにまだ小さい赤ちゃんにとって、吸うことは安心につながるので、がんばってやめさせようとするより、今はそういう時期なんだなと受け止めてあげるのが大切ですよ。
💡 吸うことは悪い癖ではなく、赤ちゃんが育つ自然な過程です。小さいうちは止めず、卒業のタイミングだけ上手に選びましょうね。おしゃぶりのいいところ・気になるところ
おしゃぶりには、いいところも気になるところも、はっきりあります。いちばんのメリットは、寝るときに使うと乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを下げるという研究結果です。だからAAPも、生後1年間は寝るときのおしゃぶりをSIDS予防法の一つとしてすすめています。
| 項目 | いいところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| 安全 | 寝るときのSIDSリスクを下げる | 長く使うと中耳炎が増えることも |
| 情緒 | すぐ落ち着く、気持ちを和らげる | 慣れると卒業が難しくなる |
| 歯 | 指より矯正がしやすい | 2歳を過ぎて長く使うと歯に影響 |
| 言語 | - | いつも含んでいると喃語の練習を妨げる |
研究によると、おしゃぶりをよく使う赤ちゃんは中耳炎のリスクが約1.2〜2倍高くなることがあります。また、いつも口に含んでいると、声を出してあーうー言う機会が減って、ことばを覚えるのにも影響することがあるんです。なので、1歳ごろから日中に含む時間を少しずつ減らしていくのがおすすめですよ。
いつまで使っていて大丈夫?
いちばん気になるところですよね。ポイントは、乳歯だけの時期は比較的大丈夫だということです。吸うことでできた歯の形の変化は、ほとんどの場合、吸うのをやめれば自然に戻ります。でも、永久歯が生え始める4〜6歳以降まで続くと、その変化が永久歯にそのまま残ってしまうことがあるんです。
| 時期 | こうしてみましょう |
|---|---|
| 0〜12ヶ月 | 吸うのを許容、おしゃぶりはSIDS予防に有効 |
| 12〜24ヶ月 | 日中に含む時間を少しずつ減らし始める |
| 2〜4歳 | 本格的に卒業、多くの子がこの時期に自然にやめる |
| 4歳以降 | 歯・歯並びへの影響が心配、歯科相談を |

ADAとAAPは、遅くとも満4歳前には指しゃぶりとおしゃぶりを卒業することをすすめています。4歳を過ぎて続くと、上の前歯が前に出たり、上あごが狭くなったりする変化が、永久歯に残ってしまうことがあるからなんです。
いつ、どうやって卒業する?
卒業によい時期は、子どもに他に大きな変化がない、おだやかなときです。下の子が生まれたばかり、初めて保育園に通う、引っ越した直後のような、心が忙しい時期は避けましょう。ただでさえ不安なときに、安心のよりどころまで一緒に取り上げると、子どもがとても辛くなってしまいます。
1. 少しずつ減らす
- 寝るときだけ許して、日中はそろそろ控えていきましょう
- おしゃぶりはベッドだけ、のように場所と時間を決めてあげるといいですよ
2. 代わりの安心グッズを用意する
- 好きなぬいぐるみや、ふわふわの毛布で心の隙間を埋めてあげましょう
- 手が退屈しないよう、シール貼りやブロック遊びなどを増やしましょう
3. ごほうびシールを活用する
- 吸わなかった日にシールを貼り、いくつかたまったら小さなごほうびを
- 24ヶ月を過ぎた子に特によく効きます
4. 一度でバイバイする
- 満3歳を過ぎてお話が分かる子なら、もうバイバイね、と一度でやめる方法もあります
- おしゃぶりを箱に一緒に入れて、赤ちゃんにプレゼントしようね、と小さな儀式にするといいですよ
指しゃぶりのほうが卒業しにくい理由
おしゃぶりは親が片付ければ済みますが、指はいつも子どもの体についています。寝ぼけて、無意識にも口に持っていけるので、止めるのが難しいんです。そのため、指しゃぶりはおしゃぶりより卒業に時間がかかることが多いんですよ。
とはいえ、焦らなくて大丈夫です。指しゃぶりも、ほとんどの場合は4歳ごろ自然に減っていきます。日中に手を忙しくする遊びを増やしたり、寝るときにやわらかい手袋や手首バンドを使うお父さんお母さんもいます。ただし、子どもが嫌がったら無理強いせず、そっと別のことに気をそらしてあげるのが大切ですよ。
卒業のとき、絶対にしてはいけないこと
よかれと思ってやって、かえって逆効果になる方法があります。次は専門家がすすめない方法です。
- 叱ったり、恥ずかしい思いをさせたりする - もう大きいのにまだ?という言葉は不安をあおり、かえって吸うことを増やしてしまいます
- 指に辛いもの・苦いものを塗る - ホットソースやお酢、市販品などは、目をこすると危険ですし、罰のように感じるのですすめられません
- 急に無理やり取り上げる - 心の準備なしに一度に取り上げると、別の不安な癖に移ることがあります
- 絆創膏やテープで縛る - 肌を傷めることがあり、効果も一時的です
年齢別のすすめ方
1. まだ小さいころ(0〜12ヶ月)
- 吸いたい気持ちがいちばん強い時期です。止めずに許してあげましょう
- 寝るときのおしゃぶりはSIDS予防に役立つので、使っても大丈夫です
2. 1歳を過ぎて(12〜24ヶ月)
- 日中に含む時間を少しずつ減らし始める時期です
- おしゃぶりを見えない場所に置いて、遊びで気をそらしてあげましょう
3. 2歳を過ぎて(24ヶ月〜)
- 本格的に卒業する時期です。ごほうびシールとお話が効果的です
- 4歳前には完全にやめることを目標にしつつ、子どものペースを大切にしましょうね
ベビスナで吸う癖を管理しましょう
ベビスナアプリで、お子さんの吸う癖と卒業の過程を記録してみましょう。
- 発達記録で、吸う頻度と卒業の進み具合を追えます
- メモ機能で、今日は日中吸わなかった!のような、うれしい瞬間を残せます
- AIチャットボットに、卒業の方法や時期をいつでも聞けます
よくある質問(FAQ)
Q: おしゃぶりを長く使いすぎると本当に歯に問題が出ますか?
A: 満2歳までは影響がほとんど一時的です。しかし4歳以降まで長期使用すると、上の前歯が前に出る開咬など、永久的な噛み合わせの問題のリスクが高まります。
Q: 指しゃぶり、無理にやめさせるべきですか?
A: 乳児期には止めないでください。吸うことは自己安定の手段なので、無理にやめさせるとストレスが大きくなります。2〜4歳の間に徐々に減らしていくのが良いです。
Q: 指に苦い薬を塗ってもいいですか?
A: 勧められません。米国小児科学会は罰よりも励ましとごほうびを勧めています。苦いものを塗ると目をこするとき危険で、子どもが罰と感じてしまいます。
Q: 卒業に良い時期はいつですか?
A: 下の子の出産、保育園入園、引っ越しのような大きな変化がない安定した時期が良いです。通常2〜4歳の間、遅くとも4歳前を目標にしましょうね。
参考文献
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