赤ちゃんの魚 離乳食:いつから、どの順番で、避けたい魚
授乳量、もう覚えておかなくて大丈夫
無料で始める離乳食に魚を入れようとすると、少し身構えます。アレルギーが心配で、水銀の話も聞いたことがあり、骨も怖い。でも魚は遅らせなければいけない食品ではありません。 大切なのはどの魚を、どの順番でという点です。始める時期、進める順番、避けたい魚をまとめました。
いつから、どのくらいから
厚生労働省の離乳の支援では、進め方をこう案内しています。離乳の開始では、アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始める。新しい食品を始める時には一さじずつ与え、乳児の様子をみながら量を増やしていく。慣れてきたらじゃがいもや野菜、果物、さらに慣れたら豆腐や白身魚など、種類を増やしていく。
つまり魚は「ずっと先」ではなく、おかゆ・野菜に慣れたあとの白身魚という位置づけです。そして最初は一さじずつ。ここが一番大事な数字です。
💡 新しい食品は一度にひとつずつ。同じ日にいくつも新しい材料を入れると、何に反応したのかがわからなくなります。白身魚から赤身魚、青皮魚へ
厚生労働省は魚の進め方を明確に示しています。離乳が進むにつれ、卵は卵黄(固ゆで)から全卵へ、魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていく。
1段階 · 白身魚 — たら、かれいなど。淡白でやわらかく、においが穏やかです。
2段階 · 赤身魚 — さけなど。白身に慣れてから。
3段階 · 青皮魚 — さばなど。脂とにおいが強いので最後に。
さらに鉄の面でも意味があります。厚生労働省は9か月以降は、鉄が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーを取り入れるよう案内しています。赤身魚に進むことは、鉄を補う道でもあります。
| 段階 | 例 | ねらい |
|---|---|---|
| 1 · 白身魚 | たら、かれい | 淡白でやわらかい。最初の魚に |
| 2 · 赤身魚 | さけ | 9か月以降は鉄の補給にもなる |
| 3 · 青皮魚 | さば | 脂とにおいが強いので最後に |
| 避けたい魚 | さめ、めかじきなど大型魚 | 水銀 — 小さな子どもには避ける |


大きな魚と生の貝類
大型の魚には水銀が多く含まれるため、小さな子どもには避けるのが基本です。英国国民保健サービスは16歳未満はさめ・めかじき・かじきを食べないようにとし、理由としてこれらの魚に含まれる水銀の量が赤ちゃんの神経系の発達に影響しうることを挙げています。
生の貝類は別の問題です。同サービスは生または軽く加熱しただけのムール貝・あさり・かきは食中毒のリスクを高めるので、赤ちゃんには与えないほうがよいと案内しています。大人の食卓にある刺身や半生の貝を「少しだけ」分けてしまう場面に、とくに注意してください。

骨と調理
骨は指で確認 — 目で見るだけで終わらせず、指先でなぞって確かめます。小骨の多い魚は最初のうちは避けるほうが楽です。
しっかり加熱 — 中まで火を通してからほぐします。
味つけはしない — 魚自体にナトリウムがあり、別に味をつける必要はありません。
なお厚生労働省は、はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わないとも案内しています。魚料理の味つけにも使わないでください。
反応が出たとき
口のまわりや顔が腫れる、赤くかゆい発疹、ゼーゼーする、吐く・下痢をする、もともとの湿疹が悪くなる — こうした変化が出たら記録して受診してください。多くはすぐ出ますが、遅れて出ることもあります。
呼吸が苦しそう、顔や唇が腫れる、ぐったりしている場合はためらわず救急要請です。
ベビスナで魚の反応を記録する
- 新しい材料を入れた日付と種類を記録し、何に反応したかを追える
- 発疹や嘔吐の記録で、出た時刻と回復までを残す
- AI 肌分析で発疹の変化を日付つきで確認
- AI うんち分析で、新しい食品を入れたあとの便の変化も一緒に見る
よくある質問(FAQ)
Q: 魚は1歳を過ぎてからのほうが安全ですか?
A: そうとは限りません。厚生労働省の離乳の支援では、おかゆや野菜に慣れたあとに豆腐や白身魚などへ種類を増やしていくとされており、魚は離乳の流れの中に位置づけられています。大切なのは遅らせることではなく、新しい食品を一さじずつ、一度にひとつずつ与えて様子をみることです。
Q: どの魚から始めればよいですか?
A: 白身魚からです。厚生労働省は、魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていくと案内しています。たらやかれいのような淡白でやわらかい白身魚から始め、慣れたらさけなどの赤身魚へ、最後に脂とにおいの強いさばなどの青皮魚へ進みます。9か月以降は鉄が不足しやすいため、赤身の魚を取り入れることには栄養面の意味もあります。
Q: 大きな魚は避けたほうがよいですか?
A: はい。大型の魚には水銀が多く含まれます。英国国民保健サービスは16歳未満はさめ・めかじき・かじきを食べないようにとし、これらの魚の水銀が赤ちゃんの神経系の発達に影響しうると説明しています。日常的に使う白身魚やさけ、さばとは扱いを分けてください。
Q: 貝やえびはいつから与えられますか?
A: しっかり加熱したものを、ほかのアレルギー原因食品と同じように一度にひとつずつ与えて様子をみます。ただし生または軽く加熱しただけのムール貝・あさり・かきは食中毒のリスクが高く、赤ちゃんには与えないほうがよいとされています。大人の食卓から刺身や半生の貝を分ける場面には、とくに注意してください。
参考文献

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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