赤ちゃんのビタミンD補充:時期・用量・飲ませ方
ベビスナでもっと簡単に管理
無料で始める健診や小児科で「母乳の場合はビタミンDを別にあげてくださいね」と言われたこと、ありますよね。「母乳ってあんなにいいのに、まだ何か足りないの?」と戸惑ってしまいますよね。実は母乳はほぼ完璧な栄養食なのですが、ビタミンDだけは少し足りないんです。赤ちゃんが飲めていないからではなく、母乳そのものがもともとそうなんですよ。
そのため米国小児科学会(AAP)は、母乳の赤ちゃんには生まれて数日以内からビタミンDを補うことをすすめています。ビタミンDは骨や歯を丈夫にして、免疫にも欠かせない大切な栄養素なんです。難しく考えなくて大丈夫ですよ。いつから、どれくらい、どうやって楽に飲ませるか、ひとつずつお話ししますね。
ビタミンD、なぜわざわざ別に補うの?
ビタミンDはカルシウムを体に吸収しやすくして、骨を丈夫にしてくれます。これが不足すると、骨が弱くなって曲がってしまうくる病になることがあるので、軽く見てはいけない栄養素なんです。
理由はシンプルです。母乳にはビタミンDがほんの少ししか入っていません。かといって新生児を日光浴させるわけにもいきませんよね。生後6ヶ月未満の赤ちゃんは直射日光を避け、紫外線対策も必要だからです。だから食事や日光で補おうとするより、補充剤を1滴あげるのがいちばん安全で確実なんですよ。
うちの子は必要?いつから、どれだけ?
| 区分 | ビタミンD補充の推奨 |
|---|---|
| 完全母乳 | 生後数日以内から、1日400IU |
| 混合栄養 | ミルクが1L未満なら1日400IU |
| 完全ミルク | ミルクを1L以上飲めば別途補充不要 |
| 離乳食開始後 | 食事・強化食品で400IUに届かなければ継続 |
表だけ見ると迷ってしまうので、まとめますね。母乳の赤ちゃんは、生まれて数日以内から1日400IUを補ってあげます。ミルクの赤ちゃんは、ミルク自体にビタミンDが入っていますが、まだ小さくてミルクをあまり飲めない時期(1日約1L=1000mlより少ない)は、それだけでは足りないことがあります。だから「ミルクだから大丈夫」と決めつけず、小児科で一度確認してもらうのがいちばん正確ですよ。1歳を過ぎると1日600IUほどが目安になり、このころからは食事や牛乳でもある程度まかなえるようになります。
💡 ミルクを飲んでいれば必ず不要、というわけではありません。ミルクにビタミンDが入っていても、飲む量が少ないと足りないことがあるからです。母乳でもミルクでも、小児科で一度確認してもらうといちばん安心ですよ。では、どうやって飲ませればいいの?
赤ちゃん用のビタミンDは、たいてい液状ドロップ(お薬のような形)です。最初は「これ、どうやって飲ませるの?」と思いますが、やってみると本当に簡単ですよ。
まずは用量を必ず確認しましょう。製品ごとに1滴に入っている量が違うので、ラベルを読んで必ず付属のスポイトで量ってくださいね。家にあるスプーンで適当に量ると、量がバラバラになってしまうのでやめましょう。
飲ませ方は思ったより簡単です。乳首や下唇の内側に1滴ちょこんと垂らすだけ。授乳の直前か直後にあげると忘れません。搾乳した母乳やミルクに混ぜてもいいのですが、その場合は赤ちゃんが飲みきらないとビタミンDも一部しか入らないので注意してくださいね。
いちばん大切なのは、毎日同じ時間にあげる習慣です。朝の最初の授乳のときなど、決めておくと飲ませ忘れが減りますよ。
あげすぎにも注意です
ビタミンDは脂に溶ける性質なので、たくさんあげると体の外に出ず、たまってしまいます。だから推奨量を守ることが大切です。1日400IUを超えないようにしましょう。医師から特別に言われた場合は別ですよ。もし総合ビタミンとビタミンDドロップを一緒にあげているなら、ビタミンDが重なっていないか一度確認してみてくださいね。
あげすぎたときは、食欲が落ちる、吐く、おしっこが頻繁になる、便秘になる、といったサインが出ることがあります。そして補充剤は、必ず赤ちゃんの手の届かない場所に保管しましょう。
日光を浴びれば補わなくていいの?
そう思う方、多いんです。日光を浴びると皮膚でビタミンDが作られるのは本当です。でも赤ちゃんの場合、日光だけに頼るのは難しいんですよ。生後6ヶ月未満は直射日光を避ける必要があります(AAP)。さらに日焼け止めや、季節・住んでいる地域・肌の色によって作られる量がまちまちです。だから日光に頼るより、毎日1滴の補充剤のほうがずっと安全で一定なんですよ。
離乳食が始まったら、1歳を過ぎたら?
離乳食が始まると「もう食事で補えるかな?」と思いますが、実は食事だけで1日400IUを満たすのはなかなか難しいんです。ビタミンDを強化した一部のミルクやシリアルである程度補え、1歳を過ぎて牛乳を飲めるようになれば強化牛乳でも少しまかなえます。それでも足りないなと感じたら、補充剤を続けてあげましょう。
小児科に相談したいとき
用量や始める時期が分からないとき、そして赤ちゃんが早産だったり栄養の吸収に問題があったりする場合は、用量の調整が必要なことがあるので相談してくださいね。脚が曲がって見えたり、成長がとても遅いように感じたら、くる病のサインかもしれないので一度見てもらいましょう。ビタミンDをあげすぎたかもと思ったときも、すぐに相談してください。
ベビスナでうっかり忘れを防ごう
ビタミンDは毎日欠かさずあげることが大切なのですが、バタバタの育児中はついうっかり忘れがちですよね。ベビスナで管理すると、ぐっと楽になりますよ。
- あげた記録を残せば、「今日あげたかな?」と迷わなくなります
- 授乳量を記録して、ミルクの量が十分か確認できます
- ビタミンDの用量や時期が気になるときは、AIチャットボットに24時間相談できます
よくある質問(FAQ)
Q: 母乳の赤ちゃんはビタミンDをいつからどれだけあげればいい?
A: 米国小児科学会(AAP)は、完全母乳の赤ちゃんに生後数日以内から1日400IUのビタミンD補充を推奨しています。母乳はほぼ完璧な栄養食ですが、ビタミンDだけはとても少ししか含まれておらず、不足すると骨が弱くなるくる病になることがあります。
Q: ミルクを飲んでいてもビタミンDは必要?
A: ミルクにはビタミンDが含まれているので、1日約1L(1000ml)以上飲めば別途補充は不要です。ただし新生児期は1Lを飲めないことが多いので、十分に飲めるようになるまでは1日400IUの補充が必要なことがあります。小児科に相談して確認しましょう。
Q: ビタミンDはどうやって飲ませるのがいい?
A: 赤ちゃん用のビタミンDは通常、液状ドロップの形です。付属のスポイトで正確な用量を測り、乳首や下唇の内側に1滴垂らしましょう。台所のスプーンは使わないでください。毎日同じ時間(例:朝の最初の授乳時)に与えると忘れにくいですよ。
Q: 日光を浴びればビタミンD補充は不要?
A: 日光を浴びると皮膚でビタミンDが作られますが、赤ちゃんは生後6ヶ月未満は直射日光を避けるべきです。日焼け止め、季節、緯度、肌の色によって合成量がまちまちなので、日光に頼るより1日400IUの補充剤が安全で一定です。
参考文献

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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