赤ちゃんの体温正常範囲と発熱対処法ガイド

公開日: 2026-01-30最終確認日: 2026-01-30ベビスナ育児コンテンツチーム6 で読めます

赤ちゃんに熱が出ると、親御さんは心配になりますよね。赤ちゃんの正常体温は大人とは異なり、発熱時の対処法も特別な注意が必要です。この記事では、正常体温の範囲から発熱時の対処法まで詳しく解説します。

赤ちゃんの正常体温範囲

正常体温は測定部位によって異なります。

測定部位正常範囲発熱の目安
直腸(おしり)36.6°C ~ 38.0°C38.0°C以上
脇の下35.8°C ~ 37.0°C37.3°C以上
耳(鼓膜)36.4°C ~ 38.0°C38.0°C以上
おでこ(側頭動脈)36.0°C ~ 37.5°C38.0°C以上
生後3ヶ月未満の赤ちゃんで直腸体温38°C以上の場合は、すぐに病院を受診してください。

体温測定方法の特徴

1. 直腸(おしり)での測定

  • 最も正確な方法
  • 新生児や乳児に推奨
  • 体温計の先にワセリンを塗り、約2.5cm挿入
  • 1分間保持

2. 脇の下での測定

  • 最も手軽な方法
  • 精度はやや劣る
  • 脇の下を拭いて乾いた状態で測定
  • 3〜5分間保持

3. 耳(鼓膜)での測定

  • 素早く便利
  • 生後6ヶ月以降推奨
  • 耳を軽く引っ張って鼓膜が見えるようにして測定
  • 中耳炎があると不正確になることも

4. おでこ(非接触)での測定

  • 赤ちゃんを起こさずに測定可能
  • 室温の影響を受けやすい
  • スクリーニング用として適切

赤ちゃんが発熱する原因

感染性の原因

  • ウイルス感染(風邪、インフルエンザ、RSウイルスなど)
  • 細菌感染(尿路感染症、中耳炎など)
  • 突発性発疹(生後6ヶ月〜2歳)

非感染性の原因

  • 予防接種後の反応
  • 暑い環境や着せすぎ
  • 脱水
  • 歯が生える時期(微熱程度)

月齢別の発熱対処法

生後0〜3ヶ月

38°C以上の発熱があれば、すぐに救急外来を受診してください。この時期の発熱は重篤な感染症のサインかもしれません。
  • 自宅で解熱剤を与えない
  • 薄着にする
  • 病院で検査を受ける

生後3〜6ヶ月

  • 38.3°C以上:小児科を受診
  • 解熱剤は医師の指示に従って投与
  • 十分な水分補給
  • 24時間以上続く場合は病院へ

生後6ヶ月以上

  • 38.9°C以上:解熱剤の投与を検討
  • 赤ちゃんの活動性と食欲を観察
  • 3日以上続く場合は受診
  • 他の症状(発疹、嘔吐など)がある場合はすぐに受診

自宅での発熱ケア方法

1. 適切な環境を維持

  • 室温:20〜22°C
  • 薄着にする
  • 薄い毛布を使用

2. 水分補給

  • 母乳やミルクを頻繁に与える
  • 6ヶ月以上は少量の水も可
  • 脱水症状に注意(尿量減少、唇の乾燥)

3. ぬるま湯で体を拭く

  • 30〜32°Cのぬるま湯で体を拭く
  • 冷水やアルコールは絶対に使用しない
  • 寒気がする場合は中止

4. 解熱剤の使用

  • 生後3ヶ月以上から使用可能
  • アセトアミノフェン(カロナール):生後3ヶ月から
  • イブプロフェン:生後6ヶ月から
  • 用量は必ず体重に合わせて
解熱剤の種類使用可能月齢投与間隔
アセトアミノフェン生後3ヶ月以上4〜6時間
イブプロフェン生後6ヶ月以上6〜8時間

すぐに病院に行くべき場合

以下の症状がある場合は、すぐに救急外来を受診してください:

  • 生後3ヶ月未満で38°C以上の発熱
  • 40°C以上の高熱
  • 熱性けいれん
  • 3日以上続く発熱
  • 脱水症状(6時間以上おしっこが出ない)
  • ひどくぐずる、または逆にぐったりしている
  • 呼吸が苦しそう
  • 発疹が出ている
  • 首が硬い

熱性けいれんの対処法

熱性けいれんは生後6ヶ月〜5歳の間に起こることがあり、急激な体温上昇時に発生します。

けいれん発生時の対処法:

  1. 安全な床に横向きに寝かせる
  2. 口に何も入れない
  3. けいれんの時間を計る
  4. 5分以上続く場合は救急車を呼ぶ
  5. けいれんが終わったら救急外来へ

予防接種後の発熱ケア

予防接種後の発熱は正常な免疫反応です。

  • 接種後1〜2日以内に発熱することがある
  • 38.5°C以上なら解熱剤を投与
  • 接種部位の冷却は可能
  • 48時間以上続く場合は受診

ベビスナで体温記録を管理

  • 体温測定の時間と数値を正確に記録
  • 解熱剤の投与時間と用量をメモ
  • 発熱パターンをグラフで確認
  • 病院受診時に記録を共有可能

参考文献

赤ちゃんの体温正常範囲と発熱対処法ガイド

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