乳腺炎と乳房の張り:詰まった乳管を解消する完全ガイド
ベビスナでもっと簡単に管理
無料で始める授乳中に片方のおっぱいが急に硬くしこって、ズキズキ痛んだことはありませんか。触るとしこりのようなものがあって、そのうち熱まで出て、体じゅうが風邪のときみたいにだるく痛むと、本当に不安になりますよね。でも、どうか落ち着いてくださいね。早めに気づいて対処すれば、多くは家でケアできるんです。大切なのは、今の自分がどの段階にいるのかを知ること。それによって、家で様子を見るか、病院に連絡するかの判断がしやすくなりますよ。
ただの詰まり?それとも乳腺炎まで進んでいる?
実はこの2つ、まったく別物というわけではないんです。乳管の詰まりがひどくなると乳腺炎に進んでいくので、きっぱり線引きできるものではありません。それでも「今すぐ病院に行くべき?」と迷ったときに、いちばん役立つ目安があります。それは、熱が出ているかどうかです。
| こんな様子 | 乳管が詰まった段階 | 乳腺炎の段階 |
|---|---|---|
| しこり | 一か所がコリッと硬い | 広く腫れて硬い |
| 痛み | その部分だけ痛む | 強く痛んでほてる |
| 皮膚 | 少し赤いことがある | 赤く熱をもち、くさび形に広がる |
| 熱 | ないか、あっても微熱 | 38.5度を超える |
| 体の調子 | だいたい元気 | 悪寒・体の痛み・ぐったり |
つまり、しこりがあっても体調がわりと元気なら詰まりの段階、寒気がして体じゅうが痛み、38.5度を超える熱が出ているなら乳腺炎を疑ってくださいね。
どうして詰まってしまったの?
まず、これはあなたが何か悪いことをしたせいではありません。授乳しているママなら誰にでも起こることで、たいていは母乳がどこかにたまってしまうのが原因なんです。よくあるのはこんなときです。
- 授乳の間隔が空きすぎたり、一度で十分に飲ませきれなかったとき
- きつい下着をつけたり、片側を下にして寝ていたとき
- 授乳回数を急に減らしたり、急いで断乳したとき
- とても疲れていて、ストレスがたまり、眠れていないとき
- いつも飲ませやすい同じ側ばかり吸わせていたとき
母乳が動かずにたまると、そこが詰まってしまうんですね。なので、対処の基本はとにかく「しっかり出してあげること」なんです。
詰まりを家で解消する方法
まずは嬉しいお知らせから。詰まりの段階なら、たいてい1日以内に自然と通ります。焦らず、ひとつずつ落ち着いてやってみましょうね。
1. 詰まった側から、こまめに吸わせる
- 赤ちゃんは飲み始めがいちばん力強く吸ってくれるので、その最初のひと口を詰まった側にあげましょう。赤ちゃんのあごがしこりのほうを向くように抱くと、その部分が出やすくなりますよ。
2. 飲ませる前は温め、飲ませた後は冷やす
- 授乳の直前に温かいタオルを1分ほど当てると、母乳が流れやすくなります。そして飲ませた後は、冷たいタオルで腫れとズキズキする痛みをやわらげてあげてくださいね。
3. やさしく、本当にやさしくマッサージ
- しこりから乳首のほうへ、なでるようにそっと触れましょう。痛いとつい力を入れたくなりますが、強く押すとかえって組織が傷ついて腫れが悪化してしまいます。本当にやさしくが大事ですよ。
4. 抱き方を変えてみる
- いつも同じ姿勢でばかり飲ませると、出にくい場所ができてしまいます。横抱き、寝かせ飲みなど、姿勢を変えながら満遍なく飲ませてあげましょう。
もう乳腺炎になっていたら
炎症まで起きてしまったら、おっぱいだけでなく体全体をいたわることが同じくらい大切になります。
家でできること
- いちばん大事なのは、授乳を続けることです。やめるのではなく、出し続けるのがポイントですよ。
- しっかり食べて、よく休んで、お水をたくさん飲みましょう。今あなたの体は炎症と戦っているんです。
- 冷たいタオルで腫れと痛みをやわらげてあげてください。
- どうしても痛いときは、イブプロフェンなどの痛み止めを飲んでも大丈夫。授乳中でも安全なお薬ですよ。
病院に行くべきとき
- 上の方法を試しても、1日たっても良くならないとき
- 38.5度を超える熱が続くとき
- 急に症状がぐっと悪化するとき
- 乳首に傷や切れたところがあるとき
細菌が入った乳腺炎の場合は、抗生物質が必要なことがあります。ここで多くのママが迷うのですが、はっきりお伝えしますね。抗生物質を飲んでいる間も授乳は続けて大丈夫です。処方されたお薬は赤ちゃんにとって安全ですよ。
おっぱいが痛くても、授乳はやめないで
いちばん多い思い込みが「乳腺炎のときは痛い側のおっぱいを休ませたほうがいい」というもの。でも、実はまったく逆なんです。母乳がたまったままだと、炎症はもっとひどくなってしまいます。だから痛くても、赤ちゃんに吸わせるか、つらければ搾乳してでも、こまめに出してあげてくださいね。痛む側の母乳を飲ませても赤ちゃんにはまったく害がないので、安心してくださいね。
もう二度と経験したくない方へ
一度つらい思いをすると、もう繰り返したくないですよね。ふだんからこれを意識するだけで、ぐっと減りますよ。
- 長くためこまず、規則的に授乳してしっかり出す
- きつい下着やワイヤー入りブラは、しばらくお休み
- 片側のおっぱいを押しつぶして寝ない
- 断乳するときは一気にではなく、ゆっくり減らす
- よく休んで、水分をとって、ストレスをためない(いちばん難しいですけどね)
ベビスナで授乳管理
乳腺炎を防ぐコツは、結局のところ左右を規則的に、満遍なく出すこと。とはいえ寝不足の頭でこれを覚えておくのは至難の業ですよね。そこをベビスナがお手伝いします。
- 左右どちらをいつ飲ませたかが記録されるので、片側に偏らずに済みます
- 授乳間隔のお知らせで、長く空けすぎるのを防げます
- AIチャットボットに乳腺炎の症状や対処法を、夜中でもすぐ相談できます
よくある質問(FAQ)
Q: 詰まった乳管と乳腺炎はどう見分けますか?
A: 重要な違いは発熱と全身症状です。詰まった乳管は局所的な硬いしこりでその部位だけ痛み、発熱はないか微熱程度です。乳腺炎は広く腫れて強い痛みとともに38.5度以上の発熱、悪寒、だるさ、疲労などの全身症状が現れます。寒気がして38.5度以上の熱が出たら乳腺炎を疑いましょう。
Q: 詰まった乳管はどうやって解消しますか?
A: ほとんどは24時間以内に自宅で解消できます。詰まった側を先に頻繁に吸わせて空にし、授乳直前は温湿布で母乳の流れを助け、授乳後は冷湿布で腫れと痛みを和らげましょう。しこりを乳首の方向へやさしくなでますが、強く押すと組織が傷つくことがあるので注意してください。
Q: 乳腺炎のときその胸は休ませるべきですか?
A: 逆です。母乳がたまると炎症がひどくなるため、授乳を続けてください。赤ちゃんに吸わせるか、痛ければ搾乳してでもこまめに空にしましょう。痛む側の母乳を飲ませても赤ちゃんに害はなく、処方された抗生物質を飲んでいる間も授乳を続けられます。
Q: 乳腺炎のときいつ病院に行くべきですか?
A: 24時間以内に改善しない、38.5度以上の発熱が続く、症状が急激に悪化する、乳首に傷や亀裂がある場合は受診してください。細菌性乳腺炎の場合は抗生物質が必要なことがありますが、処方された抗生物質は授乳に安全です。
参考文献

医療上の免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。赤ちゃんの健康について心配な点がある場合は、必ず小児科専門医にご相談ください。
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